見出し画像

継続力 飽き症の僕が継続できるようになったわけ

こんにちはポケカルビジネスTVヒガキです

会社からお金が出るということで
旅行業取扱管理者という資格を取ったときの話

自分の仕事に直接かかわる資格でもないし
キャリアに影響するわけでもない。

お金が出るから。と言っても正直そこまでモチベーションはわかない。

でも、ふと考えると
社会人になってから時々思い立ったように英語や仕事関係のことを勉強することをあっても、試験勉強という活動をしていないな。と
※この時期全く何も勉強していませんでした。

せっかくだから「勉強」してみるかと受験を決意しました。


立ちはだかる壁

いままで、英語の勉強・筋トレ・ランニング・その他趣味
どれだけのものに手を出して、身にならないまま隅っこに放置されただろうか?勉強を始める前によくよく考えてみると、問題点だらけでした。

過去の失敗と同様に、今回もうまくいかない気がする。

そこで、過去の失敗を振り返り、過去の失敗パターンを洗い出してみました

◆3つの失敗パターン

  • 初日頑張りすぎた

  • 成長が感じられずやる気を失った

  • 飲み会等の用事で、連続記録が破られた(糸が切れた)


失敗の理由① 初日頑張りすぎた

だいたいの場合、久しぶりに体を動かす、勉強をするなど、体がダレている状態でのスタートになるのに

なぜか過去の自分の経験から、初日のやる量を決めてしまうことが多い。

そして、初日の溢れるモチベーションが、その量ができるはずだと思い込ませてしまう。

初日にすごい辛い思いをして終える。
達成感からビールなんかも飲んでしまったりする。

そして、びっくりするくらいの疲労感をもとに2日目がスタート
当然、初日頑張りきれた量はこなせず、少し緩めてしまう

3日目はもっと疲労感があり、さらに量を減らしていく

開始数日にしてどんどん減少する練習量・勉強量
それに反比例して増加する疲労感
右肩下がりの状態なんてまったく楽しくなく、結果三日坊主のパターン


②失敗の理由 成長が感じられずやる気を失った

初日トラップを何とかすり抜けて4日目も進むケースが時々ありました。
それは、目に見えて成長を感じられるもの。

ダイエットなんかはそうなのかもしれない。
食べる量を減らして、運動をすればすぐに体重が落ちることが多い。

体重計に乗ると日々体重が落ちていることを感じられれば
あの辛いランニングを思い出しても、
疲労感があっても、
頑張れる

でも、目に見えて体重が落ちていく期間はそんなに長くは持たない
脂肪が筋肉になっていってはいるものの、見た目の変化も体重の変化も目にすることができない時期がやってくるのだ。

そして、過去大抵この成長鈍化時期に楽しくなくなってあきらめてしまうことが多々でした。


③飲み会等の用事で、連続記録が破られた(糸が切れた)

それでも、続けられる時がある。
それは連続で練習した記録を破りたくない時
疲れているし、成長も感じられないけど

連続○○日練習しているから、今日もやろう!

そして、これを簡単に崩す悪魔がいます。
それは飲み会

今まで頑張ってきたから、今日1日は休んでもよいや。
明日からまたやろう。(なんなら、休んだ分も明日やってしまおう)

そう思って、飲み会に参加した翌日

やる気が起こらない。
あれほど毎日やってきたのに
「今日ちょっと二日酔いだし」
「飲み会で早く帰っちゃったから、仕事しないと」
など、驚くほどの言い訳が生まれてきてしまいました。

せっかく積み上げたものが、1日分後退するのではなく、
振出しに戻る。そんな感覚

そしてこれは飲み会だけでもなくても、起こりうるのが怖いところ
体調不良・業務トラブルによる残業。
色々な形で「休み」がやってきます。

一度切れた糸は繋がらず、結局辞めてしまうことがほとんどでした。


どうすれば?やり切れるのか?


なら、
・初日飛ばしすぎず
・成長感じなくても気にしないで
・急な予定でも連続記録が破れないようにする

すればよいはず

初日飛ばしすぎず

過去の自分の経験値で日別の量を決めるのではなく、
今の自分が絶対やれる量を設定すればよい。

そのためには、今の自分の把握が大切です。
資格勉強を始めたときの僕は、勉強はおろか本もしばらく読んでいない状況。
もっと言うと、普段ソファに寝転がってスマホを眺める生活をしていたので
椅子に座ってもすぐ疲れて横になってしまうという、勉強する以前の状態でした。。。

なので、初日の目標は
恥ずかしながら勉強場所と決めた図書館に行って「椅子に座ること」椅子に座れば1秒で帰宅してOK。としました。

そこから、
図書館に行って椅子に座って、

スマホを10分いじる

短編の本を読む(星新一さんのショートショートからスタート)

参考書を30分読む

参考書を30分読む・過去問を解く

このやり方で
座る力・勉強する力を鍛えていきながら
疲労感を感じながら徐々に勉強時間を延ばしていきました。


成長感じなくても気にしないで

ある程度座る力・勉強する力が鍛えられたら
過去問を解くことを始めました。
最初のうちは日に日に点数が上がっていきました。
が、すぐになかなか点数が上がらなくなりました。

難解で理解が進まない部分や
覚えないといけない範囲が広く、記憶が定着していない部分など

が原因です。
そこで、やる気を失わないように
テストは○×だけで点数をつけないようにしました。

また、適当にこれくらいの量やったら点数あがるはず。と決めて
どれくらい勉強したのか?の実績を見るようにしました。

点数が上がっていないのはうすうす気づいていましたが、
この量やっているから、いつか上がるはずという自信を持つことが出来ました。


急な予定でも連続記録が破れないようにする

予定を入れない。と思っても、そんなときに限ってトラブルが、、、
予定はいつでも急に入ってきます。
なので、急な予定が入ってもクリアできるほど低い目標を課すことにしました。

この資格勉強時は
毎日図書館に行く。たったこれだけ

帰宅路の途中にある図書館に寄るだけ
勉強に関しての目標は一切入れていません。
なんなら図書館の中に入らなくてもOKにしました。

これが僕には大当たり!
飲み会や残業でどんなに遅くなっても
帰り道ちょっと寄り道するだけで、
「図書館に行く」という連続記録は破られません。

翌日二日酔いでも、やる気が全然なくても
「図書館に行く」だけならできます。

この資格勉強が始まってから
図書館でずっと勉強をしていました。
図書館に行けば勉強モードになるよう自分自身を調教できていたこともあり

図書館にさえ寄ることができれば、勉強することができるようになっていたので、あとは軽い気持ちで図書館に行けるように設計したのです。


そして合格へ


結局、受験日までほぼ毎日勉強をすることができて
独学で試験に無事合格することができました。

社会人になってから、きちんと試験勉強をしたことがなかったおかげで
どうやったら試験勉強をできるか?考えることができたのはとても大きかったです。

今でも何か継続的にやる必要があるものは
・自分の状態に合わせて、初日の量を決める。飛ばさない
・成長を感じなくなったら、継続日数など実績を見る
・絶対にできることを日別の目標にする

を意識してやることで、うまくいっており、
自分にとって良いやり方を見つけられたことで本当に助かっています。

P.S.
このnoteだけは上記無視したしんどめの目標設定でやっていますので、どうなることやら(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?