noterさんと神戸牛デート 〜恋とお酒とおっぱいと〜
彼女は美しかった。
フワフワと揺れる長い髪。
華奢で姿勢が良い。ひざ丈のスカートから伸びているのは脚らしい。
私の腕かと思ったら、彼女の脚らしい。
あぁ…お姫様抱っこしたい。
彼女は優しかった。
とても美味しい神戸牛のお店で、「私、飲み始めたら気遣いゼロになりますよ」と序盤に相当無礼な宣言をした私。
彼女は微笑みながら「大丈夫です。私、ワイン注ぐの好きなんです」と言って自らグラスにワインを注いで飲んだ。
すぐに空になる私のグラスをチェックし、ビールを何度も頼んでくれた。
メインのステーキが来る前に、うまいうまいと激うまなパンを食べきった私の為に、おかわりを頼んでくれた。
彼女はキュートだった。
笑う口元がキュート過ぎる。ずっと笑っててほしい。
先日、巨乳のフォロワーさんのおっぱいと戯れた姿を目の前で再現してくれた。身振り手振り。
………激カワだ…12ポーズ撮影してカレンダーにしたいくらいだ。
つまり、彼女はとても魅力的な女性だった。
これは恋心かもしれない。
この度、大人気のnoter、夏木凛さんとお会いする機会をいただいたのです。
事の発端はこちら。
運命の輪が動き始めました。まさか私が?
時間作りますよ。
クールな口調でDMに返信をした。
しかし内心は違う。
そんな風に思っていたが、当日はやってきた。
今回のデートの目的は、美味しい食事と楽しい会話。
シークレットミッションは凛さんにおっぱい献上すると良いことが起こる伝説を作り、世に広める事である。
それによって、凛さんをおもてなししたいのだ。
冒頭のように、3時間ほどの時間を私は夢心地で過ごし楽しい時間はあっという間に終わってしまった。おもてなしされたのは、私だった。
店を出て駅へと向かう。
さて、勘のいい皆さんはお気づきでしょう。
まだ、シークレットミッションのスタートにも立っていない!
今回は私の都合で開始時間を遅くしてもらった為、カラオケ二次会などへ行く時間も無かった。
私は焦り始める。
すでに駅まで到着し、凛さんは私の電車の時間をチェックしてくれていた。
私はスマホに視線を落とす凛さんをおもむろに後ろから抱きしめた。
彼女は一瞬ハッとしたが、じゃぁ…と体制を整える。
若者たちが行きかう駅。閉店した店のショーウィンドウの前まで移動した。
店内の灯りが消えたそこは、まるで鏡のように通行人を映す。
隠れるつもりで隅に寄った私たちの姿もくっきりと映し出されていた。
あぁ…これでは隠れていても反射で丸見えじゃないかしら…
誰も見ていないだろうけど、見られている気がする…
そんな思考で動悸がしてくる。
何か思い出しませんか?
そう、マジックミラー号効果ですね!!
二人はキャッキャッハグハグパフパフと時間にすればきっと10秒にも満たない時間だったが、お互いのぬくもりを確かめ合った。
ここまで読んでいただいた方は思われていますね?
私は何を読まされているんだ…と。
大丈夫です。安心してください。あなたの思考は正常です。
そして、凛さんは次なるバーへ。私は帰途についたのでした。
料理の詳細や、私と会う前後の旅行記は是非凛さんのレポートへ!