12月17日『飛行機の日』朝ドラ「舞いあがれ」とライト兄弟を重ねて合わせてみる
1903年。今から119年前の今日、あのライト兄弟が動力飛行機の初飛行に成功しました。
飛行機というと、ぱっと思い浮かぶのは朝ドラの『舞いあがれ』ですかね。
女性パイロットを目指すヒロインが、厳しい養成学校での訓練を乗り越え、仲間共に成長していくストーリーです。この頃は目黒蓮くんとの恋愛模様も描かれていますね。
ヒロインのまいちゃん(福原遥ちゃん)の実家はネジを作る町工場で、父親の夢は自分の会社のネジが飛行機に使われること。そしてまいちゃんは幼少期に五島列島で体験したばらもん凧上げを機に、空への憧れを抱くようになります。
飛行機の設計を学ぶために入学した大学で人力飛行機のサークルに入りパイロットを経験して、たくさんの人たちの期待を背負って空を飛ぶパイロットに憧れ、養成学校への入学を決めたんですね。
サークル時代、仲間たちが飛行距離とパイロットへの配慮から真剣に議論したり、何度もパーツを作り替えたりする姿を見て、期待とプレッシャーを背負いながらも、一生懸命鍛えた自分の足でペダルを漕いで空を飛んだときのシーンはグッとくるものがありました。
ライト兄弟も、彼らの夢や想いに応えようと協力してくれた仲間たちがたくさんいたことでしょう。そんな協力者たちの汗と涙の結晶である飛行機のパイロットを務めるのは、楽しみだけではなかったはずです。
初飛行に成功した彼らはどんな景色を見たのか、どんな想いだったのか。『舞いあがれ』でまいちゃんは「プレッシャーなんか忘れるくらい、楽しかったんです！」と養成学校の入試面接で語っていました。誰しもが経験できることではない、努力した者だけが見える景色ですよね。
そう、そして今日のデザイン。私には夢に向かって真っ直ぐ飛び続けるライト兄弟やまいちゃんの姿と重なって見えるのでした。
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