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12月20日『シーラカンスの日』シーラカンスに会えた日を振り返る

1952年にアフリカのマダガスカル島沖にてシーラカンスが捕獲され、学術調査のきっかけとなった出来事にちなんだ記念日。

PR TIMES MAGAZINE


「生きた化石」と呼ばれるシーラカンス。

昔は、今にも絶滅しそうで化石なんて言われているのかと思っていたのですが、どうもそういうことではないらしく、3億5000万年前から姿を変えずに生き続けているのがその由来のようです。

3億5000万年前なんて、どう調査したら分かるのでしょう…?


そもそも私がシーラカンスの存在を知ったのは、任天堂「どうぶつの森」がきっかけでした。
共感してくださる方も多いのではないでしょうか。

ゲームの中でもシーラカンスがレアなこと、高値で売れること、とにかく巨大なこと、そして聞き慣れないけど口に出したくなる名前によって、我々世代は子供の頃にシーラカンスの存在を知り、大人になった今もこうして忘れることはありません。

一度、どこかの水族館でシーラカンスが泳ぐ映像と剥製(?)を見たことがありました。

「これが本物か!」

ゲームの中とはいえ憧れていた魚、そして青春時代に私たちをドキドキさせてくれたシーラカンスに一目会うことができたという事実に興奮したのを覚えています。

その一方で、ゲームの中のシーラカンス(イラスト)と実物の地味さにギャップを感じたのも否めません。そう思うと、シーラカンスに会えたのは大人になってからで良かったのかもしれないなと思いました。

日本で生きた姿を見ることはできませんが、今もきっとアフリカ沖で私たちの大先輩であるシーラカンスたちは、海底でひっそりと泳いでいることでしょう。



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