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ゴミ屋敷片付け動画を見ると、不要な物を捨てたくなる。

最近の趣味。ゴミ屋敷の片付け動画をYouTubeで見ること。少し前はテレビでもちょくちょくやっていたのだけど、コロナ禍になってから見なくなった。芸能人の部屋?の片付けみたいなのは見るけど。凄いレベルのゴミ屋敷には、テレビでお目にかからなくなった。

ゴミ屋敷が清掃業者の人達の手によって、段々と片付いていくのを見ると、こちらもスッキリした様な気分になる。依頼主の方々によっては色々な事情があり、他人ながら中々大変だなと感じる。

もし、自分が精神的に病んだり、病気で体が動かなくなったりして片づける事が出来ない状態になったら…将来は何が起こるか分からない。自分の見に起こったら…と考えるとゾッとする。何とか回避したくて、不要な物を見つけては捨てる行動に出る。

最近捨てたのは、紙類だ。
私は大学時代、伝統芸能系の部活に入っており発表会も年1回やっていた。その時に作っていたパンフレットだ。パンフレットには、演者や演目が書いている真面目な物と、部員紹介などの少しふざけた不真面目な物がある。
何年ぶりかに見てみた。少し思い出に浸った。もう10年以上になる。連絡先が分からない(断捨離した)先輩・後輩、他校の人達。それぞれの人生を送っているだろう。楽しかったが、もう思い出だ。多分当時のメンバーと語り合う事も無いだろう。

パンフレットを捨てたからと言って、思い出が消える訳では無い。ただ、仕事とか日々の生活を重ねて行くと、どうしても薄れて行ってしまう。既に人生の通過点の一つに過ぎない。楽しかったが、戻りたいとも思わない。

パンフレットは名前が書いてあるので、破って捨てる。紙を破る動作がちょっとしたストレス解消になるので、細かく破っている。

物が少ないに越したことは無い。もしかしたら、少し生き急いでいるかも知れない。物を捨てる度にそう思うことがある。

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