自分とデートする。ということ
今日から10月。
もうしっかりと「秋だねえ」と言える時期ですね。オータム大好き人間の私は9月頭から言い続けているのだけど。
ここ最近の気付きの一つに、「私は秋になるとSNSを断ちたくなる」というものがあった。
SNSというか、Instagram。
一昨年くらいから、そのムーブを感じ始めまして、毎年振り返れば、9月後半〜10月頭にかけてアプリを削除している。友人に言われて初めてこの傾向に気付いた。秋の影響受けすぎててじんわり笑っている今日この頃。
消そうと思い立つ時は、自分の感覚として、突然、そして意味もないと思っている。しかし流石に3回目なので、実はそうではない気がしてきた。
リアルに繋がりのあるフォロワーの日常を把握しようとすることと、よく分からない誰かに向けてストーリーを載せる自分に嫌気がさすのが綺麗にこの時期なのですが。
なぜ、この時期なのかな。
たぶん、私は秋が好きで、自分の中の理想はシンプルな生活、なんか、キナリノの記事みたいなやつね。
だから、自分の中のごちゃごちゃしたものは全て断捨離したくなるのでしょうか?
まぁ、答えは分からないし、特に持続力はないので「毎年、消してる」というところが肝なんですけれども。
兎に角、この時期は、私にとって自分に向き合う時期となりがちですね。うん、誰ですか?
向き合う癖は悪くないし、考えることもいいこと。だけど、それがマイナスになると良くないからね。
私の自己肯定感は鬼高いらしいし、自信も屈強に持ってるらしい(これも周囲が教えてくれた最近のオモロ気づきの一つ)が、それ故に、考え過ぎると自分に攻撃的になってしまう場合がある。
それは良くない。いや〜、それは良くないよね。
そんな時にとってもいいなと思ったお友達の行動が「自分とデートする」ということ。
その子は、自分に優しくする術をいつも根気強く教えてくれる。たくさん教えてくれる術の中でも、これはとってもいい。
自分に対して、他人を尊重するのと同じように「傷ついたねえ」、「疲れちゃったね」と労ってあげる。そして、そんな時はその時の自分が本当にやりたいことを聞いてみて、実行してあげる。
それが自分とのデート、らしい。
電車に乗ってお買い物に行くでもいいし、散歩しながら欲しかった雑誌を買ってカフェで読んでることもある。そういう姿を見てると、自分の心の声を聞いてあげるのが上手だなあと羨ましくなる。その子は、他人の心の声を聞くのも自分の心の声を聞くのも上手だ。
なんとなく、その友人を見ていると、私も自分に優しくならないと心がかわいそうだよなと感じるようになった。
どういう感覚かというと、いい飼い主にならないとペットが可哀想みたいな。あれ、逆にわかりにくい?
とにかく、自分の心とそれを扱う自分が別物で、自分の心も大切に扱わないといけないんだという事をその子から日々少しずつ学んでいる。
かく言う今日も、私はその練習中である。
心の声を聞くところから奮闘ではあるが、朝の散歩、それから図書館で本を一冊読んで、メモを取って、noteを書いて。後は、銭湯へサウナに入りにでも行こう。どうかな。今のところ、満足してくれているような気がする。
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