”女の園”から覗いたパリ体験記②~Palais de la Femme~
憧れのパリライフは、「落胆」いや、もう「絶望感」に包まれて幕をあけました。
舞台は、Palais de la Femme(女の園)。築100年の女子寮です。
ドアを開けて目の前に広がった世界は2m×4.5m。
部屋の真ん中に立って、両手を左右に広げると、両の指先がギリギリ壁につかないぐらいの幅の部屋には、担架ぐらいの幅の寝返りの打てなさそうなベッド、洗面台の上にはヴィンテージ感のある鏡、奥行きのあるタンス、鏡台になる机とガタついた椅子が一脚。
部屋の中にトイレがなくてよかった