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パリが好きすぎて、憧れすぎて、ちょこっと住んでみました。「Palais de la F…

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パリが好きすぎて、憧れすぎて、ちょこっと住んでみました。「Palais de la Femme(女の園)」から覗き見したパリ体験記。

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”女の園”から覗いたパリ体験記④   ジュンク堂オペラ店

「もう~この悲劇のすべては、Palais de la Femmeのせいだー!」 独房のように狭い部屋に加えて南京虫の被害で、憧れていたパリ生活は曇天の日々。 「そうだ、ここを出よう!部屋を探そう!」 「衣食住」を節約して、パリを楽しみつくす!ヨーロッパという地を楽しみつくす!という、旅立ちの前に立てた誓いは、どこへやら。 新たな目標達成に向けて物件情報収集の日々が始まりました。 不動産屋さんのウィンドウを見あさるのはもちろんのこと、賃貸の情報誌を立ち読みしたり、スーパーにお

    • ”女の園”から覗いたパリ体験記③Neuilly-sur-Seine

      絶望感満載のパリライフ初日の夜が明けました。 舞台は、Palais de la Femme。 顎のあたりに違和感をおぼえ目覚めると、 そこは2×4.5㎡の超天高の独房のような部屋でした。やっぱり。 「なんか、顎痒いな~」と思いながらも、パリで生活していくための諸々の手続きに追われているうち、学校がスタートしました。 「今日もやっぱり痒いな~。あれ?湿疹?何?」ま、いっか。そのうち治るでしょ。と思ったのも束の間。翌朝、顎のあたりの湿疹が広がってる!! 「痒いし、どうしよう?病

      • ”女の園”から覗いたパリ体験記②~Palais de la Femme~

        憧れのパリライフは、「落胆」いや、もう「絶望感」に包まれて幕をあけました。 舞台は、Palais de la Femme(女の園)。築100年の女子寮です。 ドアを開けて目の前に広がった世界は2m×4.5m。 部屋の真ん中に立って、両手を左右に広げると、両の指先がギリギリ壁につかないぐらいの幅の部屋には、担架ぐらいの幅の寝返りの打てなさそうなベッド、洗面台の上にはヴィンテージ感のある鏡、奥行きのあるタンス、鏡台になる机とガタついた椅子が一脚。 部屋の中にトイレがなくてよかった

        • ”女の園”から覗いたパリ体験記①

          時は1999年2月9日。 雑誌「OLIVE」を中学の時初めて読んでから、パリの魅力に取りつかれ、 初の一人旅ももちろんパリ一択のパリ依怙贔屓の私です。 平日は会社員、週末はバイト(今でいう副業をふた昔前に実行!)でお金をため、東京での会社員生活に別れを告げて、パリ留学がスタートしました。 「地球の歩き方」フランス留学編をくまなく調べて、旅立つ前に2つの決意をたてました。 ・「衣食住」を節約して、パリを楽しみつくす!ヨーロッパという地を楽しみつくす! ・言葉の壁があるから、自

        ”女の園”から覗いたパリ体験記④   ジュンク堂オペラ店