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大学業務に役立つ生成AIプロンプト50+

長い間放置していたプロンプトガイドP4Usを更新しました。
掲載プロンプトが50個ほど増えました🍃
https://promptforus.com/docs/cases/

私は大学で働いているので、大学に関する文書を作成するプロンプトや授業を支援するプロンプトが多く掲載しましたが、職種問わず活用いただけるはずです。またLLMの性能に依らず、そこそこ良いの回答が得られるプロンプトを心がけています。評価不足や表記ゆれはお許しください。また随時更新しますー。

RAGは考慮していません。Fewshotも極力省きました。

プロンプト集の構成要素
告知・通知文を作成するプロンプト
講義の導入部分を考えるプロンプト

最近開発?したプロンプトは「発展プロンプト」に掲載しました。

イノベーター理論のアダプターグループたちに、
新システム導入の是非を議論させるプロンプト


また、東京都とデジタル庁のプロンプト分類も「自治体の活用事例」に掲載しました。東京都やデジタル庁における業務の現場で検証/活用されたプロンプトです。それぞれの資料へのリンクも載せておりますので、ぜひご覧ください。
https://promptforus.com/docs/cases/gov-prompts/

自治体の活用事例を5つに分類
主なプロンプトも引用・掲載している

なお、そもそも生成AIとは何か?生成AIが得意なことは何か?生成AIのリスクは何か?どうやって大学組織に導入すべきか?大学組織はAI時代にどう備えるべきか?みたいなプロンプト以前の話は以下のスライドにまとめています。機会があれば記事か何かに文章化する予定です。

楽しい生成AIライフをお過ごしください。

ひとこと

プロンプトはいずれアプリケーションの低レイヤに組み込まれて、大多数の利用者にとってはブラックボックス技術の一つになるでしょう(だからプロンプト集を作ることそのものに抵抗があった)。しかし利用者からは「チャットインターフェースだけでは使い方が分からないから、まずは具体的な利用シーン・プロンプトを知りたい」という声が思いのほか大きいようでした。生成AIサービスに占める対話型生成AIの割合が多いため、AI利用=プロンプト利用になりがちなのだと考えられます。しばらくは利用者のプロンプト・リテラシーが求められそうです。

大学業務における生成AI活用の現在地 -基本編-より

利用者にプロンプトを無理強いするインターフェースはダークパターンではないでしょうか。事実、プロンプトを必要としないPerplexityArcのような生成AIアプリケーションが普及し、広く受け入れられつつあります。今後の動向も調査を続けます。


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