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武術の極意を得る秘訣

空手、柔道、拳法、合気道、剣道、システマ、サンボなどなど、、

世の中には様々な武道、武術が存在する。
そして、その歴史の中心には必ず、天才や強者が存在することでそれらの技術体系を担保している。

時に、それらの武術には一般人が想像もつかないほど強力な技が存在する。

それでいて、その技は一定の師範や天才のみが使える技であったりする。そのような技はよく武道の極意だとか奥義だとか言われているが、どのようにその極意に迫るにはどうすれば良いか。

それはいつの時代も我々、凡夫には課題であっただろう。

オカルトに頼るには飛躍しすぎ、かといって数字に頼るには遅すぎる。
天才の感覚論は宗教や気のパワーなどではなく、かといって脳のデータをFMRIで観測したり、物理計算を行えば良いというのでも無い。

勿論、いつかはその方法でも辿り着くことができるかもしれない。あるいは、天才がそれを行えばその道も拓ける可能性はあるだろうか。

しかし、凡人が普通の人生を送りつつその極意に迫るには、まるで人生のように経験と思考のバランスを常に取り続ける必要に迫られる。なにか1つに頼るのは簡単だが、それでは極意への道は遠回りも良いところだろう。

それらのちょうど中間にある本質に辿り着くには、計り知れない数の経験と考察を同時並行的に行なっていくしかない。

決して論理だけでは、机上の空論のままいつまで経っても着地出来ない。かといって、考察なくして経験のみに頼るには天才ではない我々には不可能である。

常に経験で得た活きたデータを、今までの考察や経験と混ぜ合わせながら何度も軌道を修正し続けるしか無い。

幸いなことに、現代ではインターネットやグローバル化で世界中の天才や歴史上の記録にアクセスすることができる。

昔の様に、仕事をせずに武道に人生を捧げるという生き方をしなくとも極意に触れる可能性は十分にある。だからこそ、このチャンスを簡単な方法に頼るのではなく思考と経験を全力でぶつけることが最も武道の極意に辿り着くのに重要なことだろう。

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