見出し画像

【読書感想文】「妻のトリセツ 黒川伊保子」&「女はなぜ突然怒り出すのか? 姫野友美」

今回は男と女のすれ違い。
その根本を突き詰めてみたいと思います。
いつも通り、最後は汚れた読書感想文になってしまいましたが、最後までお読みいただけたら幸いです。

では始めます。

男と女。不思議ですよね~。
2度結婚し2度離婚し。50歳でも干からびない恋愛至上主義の僕でありますが。
女心に未だに戸惑うばかりであります。

①男脳と女脳の違い。

勿論。男女平等の世の中ではありますが。
当然。男性と女性は違う生き物であるのです。
具体的には「脳」が違うのです。
よくいう男脳と女脳です。
それは心や精神状態や思考回路やそういう目に見えないあやふやな違いを語る前に。
現存として、男性と女性の「脳の構造」が違うのです。
女性は男性より右脳と左脳の連結部分の脳梁が太いのです。
この脳の構造の違いを理解することは大変大切です。
この脳の構造の違いを理解しただけで、なるほど男と女はだから違うのかと納得できる気すらするのです。


②女性の特徴


女性は右脳と左脳の連結部分の脳梁が太いので、いつもいろんな情報や感情が脳内を行き来します。
ゆえに同時作業が得意なのです。
そしてその情報の多さに、理屈では分からないけれど「なんとなく力」が磨かれます。
不思議なくらいに女の「なんとなく」は当たるので、
いつもその「なんとなく」に頼るります。
そして時に情報過多になりパニックになるのです。
そのパニックを回避する為めにも、脳内で波打つ情報を整理し発散しなくてはなりません。
ゆえに、女性は終わりなき話を永遠にし続けられるのです。

③男性の特徴


男性は右脳と左脳の連結部分の脳梁が細いので、一つの事にしか集中できません。
だから論理的に一つ一つ答えを積み上げていかないと納得できないのです。
そして時に情報不足で鈍感になるのです。
その鈍感を回避する為めにも、一つ一つの事を結論づけて納得した答えを出さなくてはなりません。
ゆえに、男性は問題解決を目標とするのです。


④男性と女性のすれ違い。

今まで書いてきたように男性と女性は脳の構造自体が違うので、特徴や思考回路、感情が違うのです。
男性と女性。すれ違うのは当然です。

女性は同時進行が得意ですが。男性は一つのことしかできません。
「ね~。私の話聞いてんの?」「なんで無視するの?」という女性の言葉に
「はっ」とする男性。
「無視してないよ。テレビを観ていただけだよ。」
「私の話よりテレビの方が大事なのね!」
待ってください。単純に男性は同時進行が苦手なのです。
そして「私の話よりテレビの方が大事なのね!」と怒られた時に、気のきいた答えを見つけるにも時間がかかるのです。
よくある風景ですね。


そして
男性は常に問題解決を積み上げますし。
女性はただただ愚痴を並べて共感してほしいのです。
その違いが分からずに、女性の愚痴についつい男性はアドバイスをしがちです。
ただただ「そうなんだ~」と共感してほしい女性に、
「こうしたらいいじゃん!」とアドバイスをしたがる男性。
「ただただ共感してほしかったのに、なんだか怒られているみたい。。」と不機嫌になる女性
「え?せっかくいいアドバイスしてやったのになんで怒ってんの?」と女性の不機嫌に不機嫌になる男性。
よくある風景ですね。


こんな時。女性をなだめる魔法の言葉があるそうです。
黒井伊保子さんの文章をそのまま書きだします。

魔法の言葉「君の気持はわかる」を使うこと。
もちろん、本当はわからなくたっていい(だってわらないんだから。)

この(だってわからないんだから)がとてもポイントだと思うのです。
男も女もどうして分かってくれないの?
というすれ違いからややこしくなるのですが。
男は女心をどうしたって分からないということは分かる。
女も男心をどうしたって分からないということは分かる。
という大前提を先ず受け入れて。ぶっちゃけ開き直って。
でも、あの人はこうしたら気持ちよくいられるということも分かる。
という域に達することができたら、ずっと仲良くいられる気がするのです。


⑤心と裏腹な女の言葉

「妻のトリセツ」より、もうこれは備忘録的に書き出しておきます。


あっち行って!
⇒あなたのせいでめちゃめちゃ傷ついたの。ちゃんと謝って、慰めて!

勝手にすれば
⇒(訳)勝手になんかしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて。「好きにすれば」は同義語。

自分でやるからいい

⇒(訳)察してやってよ。察する気がないのは愛がないってことだね。

どうしてそうなの?

⇒(訳)理由なんて聞いていない。あなたの言動で、私は傷ついているの。

なんでもない

⇒(訳)私、怒ってるんですけど? 私、泣いてるんですけど? 放っておく気なの?

一人にして

⇒(訳)この状況で本当に一人にしたら、絶対に許さない。

みんな私が悪いんだよね

⇒(訳)えっ? それって私が悪いの? 私のせいなの? あなたのせいでしょ。

やらなくていいよ

⇒(訳)そんなに嫌そうにやるならもう結構。私はあなたの何倍も家事してますけどね。

理屈じゃないの

⇒(訳)正論はもうたくさん。「愛してるから、君の言う通りでいい」って言いなさい。

別れる
⇒(訳)ここは引けないの。あなたから謝って!

男性は女性の言葉をそのまま素直に聞いて。またこじれます。
「だって、おまえがそう言ったんじゃん!」という男の論理なんて。
女性には通用しないのです。
なんとも理不尽な話です。。。


⑥ちょっと待て!男だって言い分はある!

「妻のトリセツ」と「女はなぜ突然怒り出すのか?」を読んで
女脳はこんなに理不尽なの。
でも、仕方ないの。それが女子ってもんだから。
そこは男子が女を理解して。女子に合わせて頂戴ね!的な女心は分かりましたよ。
はい。女心は分かった。
でも女性諸君よ!
男心だって分かってくれたまえ!

と思うのです。

確かに女は右脳と左脳の連結が太く発達しているのですね。
それが故に時に感情をコントロールできなくなるのですね。
うん。それは分った。分っています。
でもです。
男だってコントロールできない事があるのです!

「女はなぜ突然怒り出すのか?」によれば
女の性欲は一旦、大脳を経由しているそうです。
対して、男はテストステロンというホルモンの働きによって性欲が湧き上がります。
その男のテストステロンは女の10倍~20倍あるそうです。
つまりは。
男は脳みそとテンテンは直結しているのです! yeah!

女の右脳と左脳の連結は太く激しいように。
男の脳みそとテンテンの連結が太く激しいのです。yeah!

女は時に感情をコントロールできなくなるように。
男は時に性欲をコントロールできなくなるのです。yeah!

女はしゃべる事で発散するように。
男は射精する事で発散するのです。yeah!yeah!

あれ?なんとなく分ってきたぞ。
女のおしゃべりの目的はおしゃべりそのものである如く。
男の射精の目的は射精そのものであるのです。yeah!yeah!yeah!

あれ?なんとなく分ってきたぞ。
女のおしゃべりが始まった時。「そうかこの女は射精がしたいのだな」と思えばいいのです。
男の性欲が始まった時。「そうかこの男はおしゃべりがしたいのだな」と思えばいいのです。
yeah!yeah!yeah!


あれ?なんとなく分ってきたぞ。
「あなたの為に化粧して着飾っていっぱいお金使っているんだから、男がおごるのは当然よ」という女は
「金を出すから抱かせろ!」という男と同等に下品なのです。
yeah!yeah!yeah!

あれ?なんとなく分ってきたぞ。
それでもお互いがそれでいいなら。それはそれで素晴らしいことです。
yeah!yeah!yeah!


あれ?なんとなく分ってきたけど。
なんとなくわからなくなってきたぞ。。。
あれ?なんとなく分ってきたけど。
なんとなく悲しくなってきたぞ。。。

僕はそんな下品な恋をしたいわけじゃないのです。
あれ?まとまらないぞ。
あれ?こんな結論。よくないぞ。


おんまり男脳とか女脳とか暴かないで。考えすぎないで。
お互い理解できない事を楽しめるくらいでいい。

おしゃべりもセックスも。
相手を楽しませる事を最優先に仲良く仲良くしましょう。


⑦PS  I  LOVE  YOU

喧嘩もいっぱいするだろうけど。
僕は愛する人を大事にします。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?