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第20作

俺の視線は忘却の河へとはしる
渡るのか
この死体の河
もてあそぶ優越

抑圧された感情がうめく
虐殺につぐ虐殺
この国に溢れる苦悶のため息

ああしかばね
夕日があぶり出すのは
最期の抵抗なのか
始まりの聖性おびた営みなのか

俺たちに明日はない

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