自分に優しくしていますか?
仕事のストレスを発散するために
仕事が終わるとスポーツクラブへ行き
ウェイトトレーニングとボクササイズに
夢中になっていた時があった。
体に負荷をかけて暴れまくって汗かいて
それが最大のストレス発散法だった。
ある日、過労で入院。
病院のベッドに横たわりながら思った、
ボクササイズ楽しかったけどもういいや。
ウェイトトレーニングでおもりを増やすたびに
体が強化されている、頑張って鍛えているって
思ったけど、慢性的な筋肉痛に体はきっと
もうやめて~と訴えていたんではないかな。
退院後、ヨガを始めた。
長い間、負荷をかけて鍛えるやり方に慣れていたから
きついポーズも歯を食いしばるように耐えながらやった。
でも、それはヨガの教えの中のひとつ、
”非暴力” に反することだった。
この意味は、人間だけでなく、自然、思考、あらゆるものに
暴力をふるわないこと、つまり、やさしくするということ。
それは、自分に対してもそう。
きついポーズをうわべだけまねて、できているつもりになって、
実は筋肉がプルプルして痛いきついって思いながらやっていたら、
ヨガの先生に「自分に優しくしていますか?」って声かけられた。
体がピクっと反応した。私、間違っていた・・。
それ以来、普段の生活の中で、意識するようになった。
働き方、行動、それは自分の体に無理させていない?
ことば、考え、それは自分の心を偽り傷つけていない?
つらいと思った時、選択に迷った時、
「自分にやさしくしている?」と自分に尋ねている。
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