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5/14 こころとからだの成分

「体」は「食べたもの」でできているけど、「心」は「使う言葉や、触れる言葉」でできている。と、ふと思った。

わたしは日頃から、自分自身に栄養を与えるように、あったかいお日さまを浴びているように言葉を使っていこうと心がけている。

言葉の力で元気が出て前向きになることもあれば、言葉の力で傷つき落ち込むこともある。できるだけ後者を選ばないよう、自傷行為をしないように、とくに、無意識に響かせている心の声に気をつけている。(意外とみんな、自分に対してめちゃくちゃ厳しかったりするからさ)

コツコツ積み重ねてきたこの言葉の扱い方は、樹木がじっくりじっくり育つように、わたしの心を育ててきたように感じる。今も美しい言葉使いができているとはまったく思わないけれど、少なくとも、健やかな言葉を選ぶことはできている、と、思っている。

とはいえ、ネガティブ大魔王が心の底からふつふつと湧いて出て、とても外に出せないようなひどい言葉をノートに書き連ねることだってある。そういう時はいっそのこと、心のデトックスタイムなんだと思って、我慢せず、ため込まず、とことん思いのたけを吐き出す。もう出てこないってとこまで、沸いてきた言葉をそのまま吐き出す。老廃物を流すイメージで。すると、意外とまったく引きずらずにスッキリできる。これは、最近ようやく会得した技だ。

体もそうだけど、一時的にジャンクフードやお菓子をいっぱい食べてしまった日があったって、毎日の健やかな習慣に敵うものはない。心だって、一時的に闇に覆われても、毎日の前向きな習慣に敵うものはないのだ。きっと。

心も体も、いちばんの理解者はいつだって自分しかいないのだから、できるだけ向き合って、寄り添って、小さな声を聴いていくことが何より大切だと感じた今日なのだった。

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