1/9 シンプルに生きるとする

な〜んだ、こういうことか！世の中はシンプルだったのか！ということが、ちょっと。ちょっとだけ、最近わかった気がするんだ。

足掛け7年くらい、悩んできた。自分の問題をどうにかすることばかり気にかけて、それを何がなんでも解消したくって、心理学のこととか、脳の仕組みのこととか、人間の習性のこととか、コミュニケーションスキル本とか、自己啓発本とか、引き寄せの法則とか、カウンセリングとか、心療内科とか、セミナーとか、とか、とか。悩みに悩んで、それが生活の中心になっていた。暮らしていくための活動（働いたり、家事をしたり）は毎日行なっていても、頭の中はそれどころじゃなくって、ほぼほぼ、自分をどうにかしたいって思ってた。今振り返ると、相当落ち込んだ日々を送ってた。でも当時は、それが普通だと思ってた。

話は戻って。
シンプルって、いちばん難しい。

たくさんたくさん考えるのって、実は楽なんだ。答えを出さなくても、考えた気になって、達成感や充実感だけは、その場しのぎで満たされて。考えたと思っていたのに、話をややこしくしただけであって、それって実は、迷ってる、悩んでるフリをしてるんだ。

もっと考えずに、楽にいこう。
目の前のことを見て、感じて、
ただそれだけで、シンプルにいこう。

って、昔のわたしに言ってあげたい。
でも、あの7年間がなかったら、
今のわたしは絶対存在しない。

何が必要で何が不必要だったかなんてわからないし、全部必要なことだったとしか言えない。過去の後悔は山ほど、山ほどあるんだけど、過去を塗り替えられるのは今と未来のわたししかいないのだから、やっぱり、今を、シンプルに生きるのみなのだ。