もう、ええよ

クールなフリ　もうええよ
強がりも　もうええよ
汗かいても　ええよ
恥かいても　ええよ　　　　　　

燃えよ/藤井風

魂がなんだとかいって、どんなに自分追求したって
自分は、このまんまの自分でしかないんだ。

内側の豊かさを求めはじめたら
よりよい自分になれるんじゃないか、理想の自分に今度こそなれるんじゃないかなんて、期待してしまうんだけど、結局、わたしはわたしでしかいられないんだ。

理想とはほど遠いよ。
笑っちゃうくらいにかっこわるいし、だめだめだよ。

そんな自分をひとつひとつ許していくのが
ほんとうの自分を生きる旅。

かっこ悪くてもいいよ
ポンコツでもいいんだよって

その在り方を体現してくことでしか、
ほんとうの愛は伝えられないんだ。

だって、そのだめだめな姿こそが
ほんとうの自分そのもので

自分という存在は
いるだけで、愛そのものなんだから。

存在するだけで、愛だった、完璧だったなんて認められないから、外側に価値をつけようと模索しつづける。

そして、自分には問題があるような幻想をつくりはじめる。

じつは、ぜんぶ幻想で、みんな生まれたときから完璧な存在で、ただただ、いるだけで愛だったんだよ。

もう、ええよ。