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『「したい」を待つ』 てくてく通信+🎈 #12

こんにちは、英会話Oneのただともこです。読む瞑想マガジンへようこそ。今月のテーマはこちら。
あなたの毎日の底に静かで気持ちのいい音楽が流れますように。


「したい」を待つ

仙台もあと2週間で開花だそうです。桜の花を見ることは日本に住んでいてもベスト3入る嬉しいことです。今年も楽しめますように。

今回は、吉本ばななさんのメールマガジンふしばなからヒントを得て、その後、私が独自に深めたことを書きます。

例えば、サボテンの植替えをしようとします。かかるのは15分。道具はそろっていて、あとはやればいいだけです。季節もぴったりで、マニュアルも読みました。

この時、例えば、仕事から帰ってきて、とても疲れている夜、ご飯も食べ終わって夜はきれいだけど、お風呂に入る気力もないというときの15分にやるか。それとも、休日で朝から天気が良くて、少し時間をかけて作った朝ご飯はおいしくて楽しかった。これから何をしてもいいけど、自由で時間がたっぷりあって、今日は夜にしか約束がない。楽しい!あ、サボテンのことが気にかかっていたんだ。天気がいいし、サボテンがピカピカしているし、新しい鉢に植え変えたい。朝ごはんの後を片づけて、ゆっくりやろう。と思っているときやるかによって、その後の根付きとサボテンと自分の関係はとても大きく変わっていきます。

後者のほうがサボテンはのびのび育ち、長いスパンで考えると全く違った結果が出てきます。自分とサボテンの関係もよくなります。とっても当たり前だけど、ぐしゃぐしゃにしてしまうことが簡単な日常のコツの一つ。

ここで植え替える人は何をしているかというと、自分が「やりたい」気持ちになることを待っているのです。そして、周りの状況と天気や時間をみて、いいタイミングを計っています。自分のコンディションを見極めること。相手(サボテン)のコンディションを見ること。環境のコンディションを見ること。この三者がそろったとき人や物やことはうまく回り始めます。それを、丁寧に待っていて、調整しているだけです。

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