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あのサブカルバンドは今2022

みなさん、おはようございます。


時はもう2022年、今の音楽業界といえば、顔出しなしのYouTubeで音楽を音楽を制作していたAdoだったり、米津だったり、後音大出身のガチ勢King Gnuだったり、後はTik Tokでバズった曲が流行ったりしてますよね。



そんな2022年から少し時を戻して、6〜7年前に遡ってみませんか。

あの頃、高校生だった俺たちが熱狂した音楽といえば、

そう、

”邦ロック”


まあ邦ロックと一重に言っても邦ロック自体にもいろんな時代編成があって、その時代その時代によって様々なんですが、

僕が申すのは2014〜2015ぐらいのサブカルでちょっとダサめな人たちが4つ打ちであの踊れるロックバンド達です。

なんかあのバンド=かっこいい人たち(陽キャ?あんまりこの言葉使いたくない)みたいな概念が崩されて、ちょっとダサめな人たちがバンドやって、カッコよく見える謎の現象みたいなあの雰囲気。

あのなんかサブカルでマッシュでスキニーでMCの時「盛り上がってるかー!!!ウェ〜〜〜イ!!!」じゃなくてボソボソボソボソ〜っと喋って「可愛い笑」みたいなそういう雰囲気。





”あの頃のバンド、みなさん今聞いてますか?”



消費していませんか?



そう、pocket tune timesの紹介文にもあるようにこのnoteは消費される音楽を忘れないように記録するnoteですから!



掘り返しましょう!!!あの頃を!!!

黒歴史なんて思わないで!!


教室の隅っこでトガってた俺たちを救ってくれたのはあいつらじゃねえかよ・・・


忘れないでいようぜ・・・





というわけで今回は2014〜2015にかけて売れてたあのバンドの今の曲を紹介していきたいと思います!








あのバンドは今2022①

右脳左脳/KANA-BOON

・そう!あの頃の俺たちを救ってくれたのはやっぱりこいつらじゃないでしょうか!!KANA-BOON!!みんな忘れんなよ〜。みんなでゆらゆらしたじゃねえかよお〜

・うおお相変わらず同じギターリフを繰り返す手法だ〜〜!!!これがキャッチーなのよ〜〜お、ちょっとだけラップブームに乗っかったか?Aメロはラップ調です。これが2022年のKANA-BOONよ!なめんなよ!

・ちょっと待って、後ろのベースこんなゴリゴリ動いてたっけ?笑 うん、飯田の時はわりかしコード進行に忠実に弾いてた気がするけど、、、バキバキ言うとるよ笑ただブレずにKANA-BOONはKANA-BOONやってるっていうのがすごい。これよ。いろんなところに手出して成長していくのも良いけどさ、たとえ全盛期から衰退してもやり続けるっていうカッコよさもあるのよ。なんか普通にライブ行きたなってきたな。だってこのコロナ禍の中サビで「イエー!イエー!」ってみんなで歌えるような歌作ってんねんで。この変わらなさ。もう中学生だって、無観客の中コールアンドレスポンスネタをやって売れたんだから、KANA-BOONよ。続けてくれ。音楽界のもう中学生となってV字回復してくれ!俺はまだまだ噛み続けるぞ!消費なんてしてやるもんか!ないものねだりごときで喉元なんて通り過ぎねえ。これからも踊れるロックの先駆者として4つ打ちロックを作り続けてくれ。2028年ぐらいに多分また売れるよ。







あのバンドは今2022②

宴はヨイヨイ恋しぐれ/KEYTALK

・お次はKEYTALKよ。ほらあの〜モンスターダンスで一世を風靡したじゃない!もうなんかモンスターダンスはほんまサブカル邦ロックの最終形態みたいな感じだったよな。KEYTALKのルックス、そしてあの踊れるロック感。俺たちが求めていたものがすべてつまってたやつだったよな〜なんであんなフェスやライブでははしゃいでるのに教室ではしゃいでるやつはディスってたのか。でもそれが良いのよな。このお前らにはわからない楽しさ感。まさしくサブカルメンタルよ。

・見ろよもうこのタイトルを。「宴はヨイヨイ恋しぐれ」。どういうこと?今さ、ほんとオシャレなのよ。今の曲って。すっごいタイトルとかもカッコいいのよ。スタイリッシュでさ。なんやねん「宴はヨイヨイ恋しぐれ」って。狂ってるやん。

・だからKANA-BOONもそうだけどなんでまだ、客がフェスで言いたくなるような「フッフ〜!」とか掛け声を入れてんのよ笑 もう〜ずっちいな〜。そのなんか俺たちにはこれしかできない感がいいのよね。SHISHAMOとかさ、ドロスとかさ、ゲスみたいに徐々に徐々に時代に合わせていくことはないのよ。もう1本槍で突き進む。いいねえ。愛おしいわ。可愛いよもう。不器用な感じが。もはや陽キャだしな。こっちの方が。今のメジャーな音楽の方が陰キャっぽいし。






あのバンドは今2022③

empty boy/夜の本気ダンス

・さあ踊れるロックが大流行する中、踊れるロックをメインに作ることをモットーとして現れた完全にあのブームにフルベットした男たち「夜の本気ダンス」。もう言っちゃってるから。夜の本気”ダンス”って。もう無理よ。こっから流行りのchillとかに変更するのは。逆に夜の本気chillとかに名前変更して、完全に流行りに大乗っかりするのもそれはそれで潔くて好きだけど。あ、でもそういうのってやっぱ勘が鋭いヤバTとかがすぐやっちゃうねんな〜。やってたやん。Buyer Clientとかって言ってあえて流行りに乗っかるっていうボケをすぐやったからなあ。やっぱそこらへんがずっと売れ続けるポイントなのかねえ。上手いよな。自分のやりたいことと、流行りのニーズとの掛け合わせが。

・はいこちらもさっきの曲も2021年に発表された曲なんですが、2014年の曲となんら変わりません。2015年のアルバムの6曲めって言われても誰も気付きません。でもね、みんながみんな流行りの曲に乗っかったらダメだと思うんだよ。消費者の感情からしたらさ、まあオシャレでchillな曲が流行ってるからって言って、みんながみんなそっちにシフトしていったら、まあ聴くけど、でも全部おんなじ感じになって飽きちゃうじゃん。そしたらさ、やっぱりさ、あの頃のダンスロック聴きたくなったりするわけじゃん。そしたらさ、この流行りに乗らずにまだまだあの頃のダンスロックをやってるやつの需要があるわけじゃん。そういうことよ。

・磨いてくれ!時代に取り残されたって関係ねえ!コロナが終わって、優里とかVaundyとかが廃れて、Tik Tokとかやってるやつとかダサいみたいなまたあのサブカルな空気が戻った時にスポットライトがこの4つ打ちに向かうまで!またみんなでツーステップやろうぜ!!ってか俺ツーステップはやると思うんだよな。こんなコロナ禍で掛け声とか出来ないなら、足動かすしかなくない?






あのバンドは今2022④

囮囚/BLUE ENCOUNT

・なんて読むねん。どうやって文字出せばええねん。そうそう、あの頃はね、こういうのも流行っとったんですよ。別に踊れるロックだけじゃなくてこういうちょっと重めのね、感じの。ベースがゴリンゴリン言ってるやつね。

・ブルエンは爆発したのがちょっと前の3組より新しいからまだちょっとあの頃感は薄いんですけど、でもやっぱそれはメジャーな人たちからしたらそうかもしれないですけどサブカル厨からしたらね、ブルエンなんてもう2015あたりで止まってますもんね。MEMENTOとかさ、デイバイデイバイデイバイデイとかさ。

・なんかさ、あの頃邦ロックをだんだん聴いていくうちにさ、そいつらのバンドのtwitterとかをどんどん見ていくじゃん。でだいたいどのバンドもベースがやばいやつなわけじゃん。でどんどんベースへの注目が高まっていくわけじゃん。そんなベースに耳を傾け出した時に基本サブカル4つ打ち邦ロックの型は崩さず、ベースの音量大きめにグリングリン言うてるジャストな奴がブルエンだったんだよね。良いよね、まあ頑張ろうぜ。






あのバンドは今2022⑤

Nihil Pip Viper/UNISON SQUARE GARDEN

・そう、みんな大好きあの方々です。ユニゾン。まあ正直いっぱつy・・・とまあそんなことは置いといて聴いてたよねえあの曲。あのねえあのハニーキックとツインテールロックだっけ。あ、違うかあの、クリームポップとキャラメルチョップだっけ。あ、違うか、あのホイップクリームとチョコレートソースみたいなやつよ。大好き大好き。みんなで歌ったやん。バーベキューソースとマスタード

・そうそうこのベースがアホみたいに動いてんのよなあ。Aメロ前のドゥタタタタってやつ!変わってないなあ〜。なんか地元帰った時のちょっとだけ髪とか染めてオシャレになったけど話し方とか全然変わってない友達みたいな感覚やんけ。そうそう歌入ると爽やかやんけ!ってなるんよなあ〜

・この構成バグってる感じがいいのよなあ。もうAメロBメロサビでめっちゃ変わりまくるみたいな。このお好み焼き失敗してもんじゃ焼きみたいになったけど結果食べたら美味いみたいなこの感じよ。最高。なんかもうみんな最高だよ。時代に合わせて変わっていくバンドもいいけど変わらずにいつでもあの頃に戻してくれるバンドがいてもいいな。







と言うわけで今回は、あの頃のサブカルバンドの思い出に浸りました。






では僕は藤井風の「燃えよ」でも聴きます。

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