『虎に翼』⑲心の中の優三さん
抱擁する優未と寅子を見ている人がいる。
窓から射し込む日に照らされる背中、カーネルサンダースかと思った。
(いきなり雰囲気壊してごめん)
回想ではなくて、優三さんが登場するシーンはいつも温かい。
まるでそこにいるようだから。
子どもって、思いどおりに育つかと言ったら、絶対そうはいかない。
だって親とは別人格だもん。
それにしても、優未が寄生虫の研究を始めたときは驚いた。
でも確固とした自分のキャリアが見つからず、路線を変える。
いやキャリアなんて本当に人それぞれだから、いい悪いなんてない。
寅子と話していた優未が、明るく出かけていく。
それを見ていた優三さんが、「寅ちゃん、約束守ってくれてありがとうね」と笑う。
あー、仲野大賀さんにまた泣かされてしまった。
そこへ帰宅する夫、航一さんが「今、泣いてました?」と尋ねる。
どちらも寅子にとって、大切な存在だ。
寅ちゃん、家庭では完璧といかなくても本当によく頑張ってきたよね。
中の人、伊藤沙莉さんも改めていい役者さんだと思った。
梅ちゃんのことを大五郎君が、そして轟さんが言う。
「そこにいてくれるだけでいいんだよなぁ」。
そんなドラマが明日で終わりよ?
トラツバロスになるよね、絶対なるなる~。
いいなと思ったら応援しよう!
もしもあなたの心が動いたら、サポートいただけると嬉しいです。
書き手よし、読み手よし、noteよし、そんな三方よしのために使わせていただきます。