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家族延焼

家族との距離が近すぎた。
特に息子とは。

僕自身、あまり自覚はないが、
過干渉だったのかもしれない。
息子にとっては。

仕事が忙しく息子との時間は、
常に足りていないと思っていた。

でも、一般的な家庭と比べれば、
多い方だったと思う。

結局は、個々人がどう感じるかが一番重要だ。

息子の成長に合わせ、上手く子離れするべきだった。

完全に失敗した。
もう彼は私に近づこうとはしない。
完全に避けている。

理想の父と息子をイメージしていたのに、
真逆の結果となってしまった。

息子の性格は僕とよく似ている。
失敗するところは特に。
僕と同じ失敗をして貰いたくなかったので
息子には先回りして、注意をする事が多かった。

注意をしても、失敗する方を選択する。
僕への反発で敢えて反対のことをする。
そして、予想通り失敗して、自信を失う。

完全に負のスパイラルにハマっている状態だ。

そのスパイラルから引き上げたくて、
また僕は口を挟んでしまう。

僕が伝えなくても、やっぱり同じ失敗を繰り返す。

親として放ってはおけないが、
今は何も手出しができない。
息子の反発が、激しさを増す一方だから。

今は距離をおこう。
その間に僕ができることは、
息子への直接的なコンタクトではない。

今は、言葉で伝える事ができない。

僕ができることは、良いモデルを示すこと。
それしか出来ない。
親として、男として、人として。

10代の男子に必要な事。伝えたい事。

健康:
身体は自分しか面倒を見てあげられない。
だから栄養のバランスを考え、3食しっかり食べる事。身体は心の入れ物だから、十分に身体を鍛える事。

→僕は3食しっかり食べる。
→日々鍛えれば、身体は答えてくれる、
 アラフィフ(40代後半)であっても。

 だから今僕は、毎週20km以上走り、
 プロテインを飲み、筋トレをしている。

 人が見て明らかに身体つきが変わった、
 と言われるレベルを目指している。

 具体的には腹筋を6分割にし、
 肩から首にかけて大きな筋肉をつける。

勉強:
人生の選択の幅を広げ、生涯学び続ける素地を作る事。
学歴ではなく、頭のトレーニングは生涯役に立つ。
→朝晩と隙間時間を使い独学で、
 合格率5%未満の資格試験に挑戦中。
→他に英語のTOEIC800点以上に挑戦中。

人間関係:
運は人と人との間に存在する。
人に優しく、人から優しくしてもらえるように。
→些少ではあるが募金や寄付をしている。
 人への貢献という点では、まだまだ足りない、
 試験が終わったら、ボランティアに参加するつもり。
→街で困ってそうな人に、積極的に声をかけている。

希望:
諦めなければ、きっと上手くいく。
→今、僕は大きなトラブルをいくつか抱えている。
 家族も友人が引くレベルの大きさだ。
 でも、必ずひっくり返し、笑い話に変える。

伝えたい事は、いくらでもある。

きっといつか、昔のように仲の良い親子になる。
ぜったに諦めない。

多分、こういう性格が、
息子にとっては、熱っ苦しい存在なのだと思う。

適切な距離感を保ちつつ、情熱的に生きよう。


 





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