辻学園調理専門学校の学生レストランがなかなかすごい!
名古屋駅近くの則武新町に「名古屋辻学園調理専門学校」があります。今日はそこに出かけました。
コックさんを目指して今から《再勉!》というわけではもちろんなく、その1階にある、
「Restaurant Chez Tsuji」
にランチを食べにでかけたのです。
ここは、辻学園で学ぶ学生さんが、実習の一環として調理も接客も行うレストランで、テレビ番組でこの情報を得た同居人がさっそく予約したのです。
料理は和洋中とあり、レストランも異なります。我々は西洋料理を選びました。今日の担当クラスを見ると、どうやら1年生のようです。
接客係は6人ぐらいがずらりと並び、コートを預かるクローク役だったり、席に案内する係、水を注いでくれる係、もう次々と現れ、全員、とっても親切丁寧です。
接客グループの中にひとり女の先生が混じっているようで、ボソボソと指導の声も聞こえました。
前菜は、
・ゴルゴンゾーラチーズのムース
・生ハム・トマト
・白子のフリット
白子のフリットは、サーディンソースを付けて食べるととっても美味でした。
料理を出すたびに、丁寧に説明してくれます。
とにかく《基本に忠実》な学生さんですから、プロのレストラン以上に丁寧な説明です。
確かに、ここの卒業生はキッチンに入るだけでなく、いずれお店の経営も視野においているのだろうから、「接客」は大事だよな、と思いましたね。
さて、次は、
・トレビスとパルミジャーノチーズのリゾット
とメインの
・仔羊のハーブロースト+キノコソース
私の大好物、ラムチョップのかなり厚切りがふたつ出てきて、感動しました。しかも、とても柔らかく焼いてある。
細かく刻んだキノコ4種類がたっぷりのソースをてんこ盛りにしていただきました!
いや、このラムは素晴らしかった。高級レストラン(実はあまり行ったことがないが……)にも、うん!負けていない!
ワインやビールと一緒ならもっと……と思わないでもないですが、やはり《教育》が主眼であり、次のクラスもあり、長居されても困りますからね、飲み物は水だけでした。
でも、これでなんと、
《1,000円!》
おそらく、材料費にもならないのでは……?
上の写真は、「本日のコース」サンプル(もちろん本物)です。
これを見た時、思わず昨日投稿した記事(「レア体験」が多すぎる)の中に書いた、
を想い出してしまいましたね……。
料理人には逆風が吹いたこの数年でしたが、卒業後も基本を忘れず、美味しい料理を出してほしいな、と思いました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?