「レア体験」が多すぎる
noteで「私だけかもしれないレア体験」というテーマの記事募集があったのはご存じでしょうか?
正月明けで締め切りまであまり時間がなかったこともあり、以前投稿したハネムーン(のようなもの)先でのドタバタを再投稿(↓)したのですが:
その時、この内容以外にも、いくつもの《レア実体験》が浮かびました ── もちろん、作りネタではなく。
思いつくままいくつか挙げると:
・ボリビアからペルーのリマに飛ぶ搭乗機内で、爆弾が仕掛けられているとのアナウンスがあり、出発地に引き返した後、(いつ爆発してもいいように)空港ビルから遠く離れた場所で女性と子供だけ解放され(この時、女性に紛れて逃げた日本人男性がいた!)、残った男と現地の爆弾処理班だけでトランクをひとつずつ開けて爆弾の有無を確認したこと。
・大学生協で定食が売り切れた後、(おばちゃんの了解を得て)ショーケースに残されたサンプルをタダで食べていたこと。
(このエピソードは拙作小説の中にチラっと出てきます)
・学生時代、酔っぱらってパンツ1枚で某大学の池で泳ぎ、割れたジョッキで顔を切って巡回中のパトカーに捕えられ、続いて救急車で大学病院に担ぎ込まれたこと。
(翌日はさらに悲惨なことに……)
・アメリカのホテルで、
「ベッドが壁から出てくる部屋しか空いていないが、そこでもいいか?」
と言われ、了解すると窓が一切ない奇妙な部屋に通され、不気味なその部屋で、夜中に6歳の娘に《何か》が憑りついたこと。
(この話は1年前、ぺれぴちさんの下記記事に、「いずれ記事に」とコメントした話です)
・学生時代、深夜の教授室で、
《カチカチ山のタヌキ状態》
になったこと。
・20年ぶりのドラゴンズの優勝が決まった試合(大洋ホエールズ相手のダブルヘッダー2戦目)でフェンスを乗り越えてグラウンドになだれ込み、ジャンプしてマーチンの禿げ頭にさわったこと。
・ミュンヘン発ドレスデン行きの列車に乗っていたら東西ドイツの国境近くにあるHofという小さな町で降ろされ、その町のユースホステルのただひとりの客となり、夜、経営者も自宅に引き返し誰もいなくなった建物で、どこに電灯のスイッチがあるかもわからないまま地下にあるシャワールームに行き、暗闇の中、手探りでハンドルらしきものを回したら冷水しか出ず、震えあがったこと。
・…………
平均的なnoterに比べて長く生きているので、レア体験も多いかもしれません。
いや、待てよ……。レア体験が多いということは、既に《レア》ではない、ということかな……。
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