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5年ぶりの健康診断を前に身を引き締める

明日、5年ぶりに定期健康診断なるものに行きます。

少し前に別件で医者に行った時に、
「ちゃんと定期健診、行っていますか?」
と尋ねられ、
「退職してから1度も行ってません」
と答えたら、
「みんなそうなんだよなあ!」
と言われましたね。
その現状を嘆いているのか、それでいいのだ、と肯定しているのか、その医者の反応からは判別不能でした。

同居人は、
「健康診断は健康に悪い!」
と信じており、10年以上健診には行ってません。
それなのに、先日行きがかり上《血管年齢》なるものを調べることになったところ、私は《実年齢相応》でしたが、彼女は驚異の、
《18歳!》
でしたね。1年経って別の場所で再度測ったら、やはり、
《18歳!》
で、これで本人はすっかり調子に乗り、
「あんた、いいわねえ! ジジイのくせに18歳のと暮らしちゃってさ!」
と何度もからんできます。

会社に勤めていた頃は、セラミック粉末を混ぜるのにトルエンやアセトンを使い、しかもX線回折という分析実験をしていたので、法律で「有機溶剤健診」「電離放射線健診」を受けなければなりませんでした。
具体的には半年に1度、尿と血液を採られていました。いや、おしっこはいいんだけど、この血液、こんなにたくさん要らないでしょ、定期健診の方にも使いまわしてよ、と言ってもやっぱり年1回の健康診断は《別腹》のようにまた採られるんですね。血液の無駄遣いとしか思えませんでした。

会社に入って間もない20代の頃、「電離放射線健診」でカップに尿を採ってトイレから出てきたところで同期の女子社員と出くわし、反射的に、
「呑む?」
とカップを差し出したら、
「バカ!」
と思い切りののしられたことがありました。

今ならあれは《セクハラ》の範疇なんだろうか、いや、それよりはるかにレベルの低い、おバカ小学生レベルのギャグ(?)として許されるのか、どうなんでしょうか。

もう今はオトナになったので、そういうオフザケは慎んでいかねば、と明日の健診を前に身を引き締めています。


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