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ブログ「写真と文」を読みなさい

縁あって、2月から「写真と文」というブログに寄稿させてもらっている。

「写真と文」は、個性豊かな寄稿者が様々なテーマで投稿する合同ブログである。「写真と文」はここ2週間でいろんな動きがあった。私のフォロワーにはあまり直接的な関係はなさそうなので委細割愛するが、参加している以上は、自分も「もっと盛り上がってほしい」と思っている。だから、少しでも何かそこに貢献したい。そこで、数少ない私の読者を「写真と文」に引きずってでも連れてくることにした。お前たち、「写真と文」を読みなさい。

そうは言っても、ほぼ毎日更新の粒揃い。しかも開設以来、すでに240本を超える記事が公開されている。いきなり読めと言われても、どれから読んでいいか分からない。そうだろうそうだろう。お気に入りを見つけるのにもひと苦労だろう。なのでぽちん的オススメをピックアップしておいた。いいから読みなさい。

サブカル童貞女が付き合いたい理想の女の子 - ピリきゅうちゃん

鬼才。切り口からして只者ではない。ぐいぐい読ませる表現力。怒涛の畳み掛けからの、何コレな読後感。「写真と文」で新作がなかなか投下されないことだけが残念で、仕方なくメインブログnoteRadiotalkの過去の投稿を漁ることで供給を補っている。ご本人が言及しているとおり、ヤバすぎて出禁になったのかもしれない。

ステーキな結婚式 - ぶっころりー

旧友の結婚式に列席された際の飾らない気持ちを綴ったエッセイ。うんうん、と頷きながら読んでしまう。その人の体験や感情を追体験できるのが文章の面白いところである。ブログはこれでいい。いや、これがいい。投稿主のぶっころさんは数少ないサウナー仲間である。サウナ検索サイト「サウナイキタイ」に投稿されているテキストも読み応えがあるが、「写真と文」ではまた違う一面が見られてとても良い。また書いてほしい。

いとしの狂気ぶた - ヒヤパ

収集癖のあるタイプのオタクというのがいる。自分にもどこかその気があるということは薄々気付いているのだが、怖くて向き合いきれない。だから、その癖を謳歌している人の熱量の強いコンテンツを見るとグッとくる。そういう意味で、ヒヤパさんは狂気である。様々な癖を経て、現在は公園などにいる「ぶた」を集めているそうだ。協会のXアカウントマイマップを見るに、狂気とは愛のいち形態であると思い知らされずにはいられない。読者諸君には「#ピスタチオ通信」ならぬ「#狂気ぶた通信」「#ぶた協会写真館」にて(?)、お近くのぶたを保護し通報して差し上げてほしい。

部屋の明るさと愛 - 岩田夢雲

割と生々しい部類のお色気記事を担当されている岩田夢雲(ガンダムーン)さん。露骨すぎて一部の読者は眉をひそめているそうだが、「写真と文」の中では「袋綴じ」扱いということになっている。綴じられてないけど。ムーンさんは筆が早く、月イチから~という投稿ルールに対して週イチくらいの頻度で原稿が投下される。その一方で他の寄稿者のペースが落ちているので、結果として「写真と文」は袋綴じの分量がめちゃくちゃ多いタイプの雑誌状態になっていて、「写真とガンダムーン」化が危惧されている。そんなムーンさんの記事の中で、最近の私のお気に入りはこれ。致すときの部屋の明るさの話です。自衛してね。でも読んでほしい。

人間の秘めた力を引き出す柔軟性 - 地図子

前述のヒヤパさんを暗渠沼にハメた張本人、地図子さん。ヒヤパさんの最初の記事で地図子さんと暗渠散歩を始めるに至ったエピソードが語られており、これはこれで意味不明面白いのだけど、「写真と文」における地図子さんの真骨頂はハライタ。おトイレの話である。ハライタは突然に。しかもその日その時その場所で?というタイミングで訪れる。まして海外。ハラハラ(ハライタだけに)と息を飲みながら読み進める。情景描写が妙にリアルだが、実体験なのだから当然である。シリーズにしてショートドラマにできるのではないか。そんな風にさえ思っている。

おまけ

私のも読みなさい。

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