想像力を失わないために、話を聞く。
こんなときだからか、大切な人たちと会話する機会が増えた。
仲のよい同期仲間と通話したり、元同僚とオンライン飲み会したり、遠くに住む親せきと会話したり、実家と話したり。
で、「あ、身近ないろんな立場の人と話したほうがいいな。」と思った。
もちろん近しい立場の人同士で「大変だね」と言い合うのもすごく大切。ママLINEで「保育園自粛で大変だね」「学童どうなるのかな?」と悩みを分かち合い、励まし合えるのはすごく助かっている。
でも、例えば、ひとり暮らしの友達と話すと「ひとり暮らしだと辛いよ」と言う。そうだよな、と頭ではわかってるけど、仲の良い友人が言うと、すっと気持ちにはいってくる。
例えば、子供が生まれた従弟。役所勤めだから、仕事が激務すぎて、奥さんは里帰り先にとどまってもらって、悩ましいという。インフラ系は大変だよなと理解しているけれど、近しい関係だと、ズンとくる。
ほかにも、
「保育士していて自分の園は閉園ではないけど、自分の子供を預ける園は閉園してしまい、困っている。」
「かなり早い段階からフルリモートになり、もう2か月目なので正直疲れてきた」
「高齢介護をしているから、自分が持ち込まないようにしないと!と神経質になってしまう」
「勤務先の病院でも、もうちょっとしたら受け入れがはじまるかもしれない」
それぞれの色んな声を聞いた。
あぁ、みんなそれぞれの立場でそれぞれ困難抱えながら頑張っているんだな。そう感じる。
人に会わずにいると、自分以外の誰かへの想像力が弱まりがちだ。
だからこそ、身近なひとたちとちゃんと会話していかんとな、と思った。
物理的な距離をこえて。
※あ、でも、やりすぎると(いろんな人の視点入れすぎると)、無力感に陥ってしんどくなるパターンもあるから注意なので、あくまで身近な人がいいかな。
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