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ランドセルまで、4か月。

小学校の教室の席に座るのなんて、いつぶりだろう。

教室ってこんなに狭かったかなぁ~と思いながら、周りをじっくり眺めてしまった。

先日、長男の小学校の就学前検診があり、教室で順番を待つタイミングがあったのです。

最初は「懐かしいなー。」「小さくてかわいいなー」なんて思ってほんわか見ていたのだけど、

“決まりごと“や“目標“が書いてある掲示物の多さにビビってしまった。

「話を最後まで聞きましょう」「姿勢正しく座りましょう」「元気に明るく挨拶しよう」「いじめの芽をみつけたら、報告しましょう」……etc
とにかく四方にたくさん書いてある。

ちょっと居心地悪くなってきてしまった。
「わたし、話、最後まで聞けないな…。」「わたし、姿勢悪いな。」「はぁ、大人も明るく挨拶できないときもあるな。」

でも、自分が小学生だったころもたくさん貼ってあったけれど、当時はあんまり気にしてなかったような気もする。ただの背景、的な。

だとしたら、なおさら、これって意味あるのだろうか。とも思えてきた。

昨今、クリエイティブでいるためのオフィス改革が進んだように、教室だって、もっともっと進化したらいいのにな。

そこで、別室にいた長男が戻ってきた。
(あかん、親の微妙な気持ちを敏感に悟られないようにせねば。)

「小学校の机ってさ、ここに、教科書とか筆箱とか入れられるんだよー!」というと、長男は「うん、さっきから、ここなんだろうって、気になってた!」と目を輝かせている。

あぁ、わたしもすごくワクワクしていたな。おろしたてのランドセルの匂い。そんな匂いの記憶と紐づいている。

帰り道の廊下。
図工の時間に取り組んであろう作品たちに救われた。
おなじ技法なのに、それぞれ個性があふれる作品になっていた。
「これ面白そうだね!帰ったらやってみよう♪」と、私の気持ちもちょっと前向きになれた。

来年始まる、小学校生活。

こんなちょっとしたモヤモヤがたくさん起こるんだろうなという複雑な気持ちと、保育園生活とはまったく違う世界に飛び込むだなぁーがんばれよー!という気持ちと、いろんな気持ちが渦巻いている、母です。

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