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習い事スイッチは突然に…

「習い事とかいかせた方がいいのかな?」
「なにか習い事してます?」

子育て中の親があつまると、あるあるな会話ですよね。

我が家でも長男が4歳くらいから、保育園の保護者同士や夫婦の会話でも登場してました。
ところが、我が家の長男。

「保育園の○○ちゃんはスイミング通ってるってー興味ある~?」
「・・・うーん、いかない」

「ダンス好きそうだから習ってみる?」
「・・・うーん、ちょっとやだ」

「ピアニカ練習好きなら、ピアノ教室ってのもあるけど?」
「・・・うーん、いいや」

1年に数回くらいは探りを入れてみるようにするも、無反応。
まぁ、お金はもちろん送迎負担も考えるとある意味助かってました。
でも、どうなんかな~、園や学校以外のコミュニティに属すことの大切さってあるしな~、でも本人が「やる!」ってならないとな~とモヤモヤしていたところ、実家の母には「あなたもそうだったわよ。誰々がやっているからっていう理由ではやらないタイプ。スイッチはいるまで待ちなさい」と言われ、そんな状況のまま小学生になり、2年生になった今年。

ついにその時がきました。

「●●の近くに、工作教室あるみたいだよ~」

「…行ってみたい!!」

まさかの目を輝かせながら即答!

モノ作りが好きな彼の中でなにかがビビッときたのでしょう。

「どういうもの作るの?」「どこにあるの?」「いついけるの?」質問ぜめにあいました。

そして、知り合いがいなくても躊躇せずに体験にいき、わっくわくで通いはじめることに。

初日の帰り道の、誇らしさ嬉しさを抑えきれないニヤついた彼の表情を見ていたら、「いや~こういうこともあるもんだな~。待ったかいがあったな~」と感慨い深くなってしまいました。

体力づくりのために運動してほしい。苦手そうなスポーツ系やってほしい。礼儀がみにつくようなものがいい。工作はある程度おうちでもできそうだけどな?などなど、親の想いはいろいろあるのだけど、ここはぐっと我慢。

子育てで難しくて、でも面白いのは本当、こういうとこだと思う。
信じて待つ。耐える。親の都合通り、思い通りになんてならない、そんな姿を受け入れる。
結果、予想とは違う結果になって「なんじゃそれ」面白い。でも待つのは難しい。

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