ひとつのnoteがきっかけで、おかんはOKANに入社しました。
なんのこっちゃですねw
実は、新卒入社してから10年以上、長らくお世話になった会社を卒業し、新たに株式会社OKANにジョインしました。
きっかけは、ひとつのnote記事を読んだこと。
今話題の “Twitter転職“ ならぬ、“note転職“ ......⁉︎ (と言っても、その後、普通にサイトからエントリーした、あくまできっかけですが...)
そのnoteがこちら↓です。
※たしか、note公式さんのおすすめで流れてきたような記憶です。(公式さん、ありがとう!)
このnoteは代表の沢木さんが株式会社OKANヘの社名変更の意図やミッションを改めて書いたものです。
私は、OKANの提供する<ぷち社食サービス【オフィスおかん】>については、数年前から知っていて興味深く見ていたのですが、当時はこの会社に入社することになるとは全くイメージもしていなかったです。
なぜなら、私は、“食”への強いこだわりがない。
こう書いてしまうと語弊がありそうなので補足すると、おいしいものを食べることは好きだし、食べながら会話することはもっと好きだけど、料理は得意じゃないし、グルメなほうでもないし、あえて「食に関わる仕事がしたい!」と思うようなタイプではない、という意味です。
でも、さきほどのnoteを読んで、「え。あ、そうだったのか!」となり、「こ、これは、私が取り組むべきミッションだぞ?」となりました。(急展開!)
OKANが掲げるミッションは「働く人のライフスタイルを豊かにすること」。
働きたい人が働きつづけられる社会にしていくために存在しています。【オフィスおかん】は、あくまでそのためのひとつのソリューション。
育児のため、介護のため、身体を壊してしまったため、心のバランスが崩れてしまったため、さまざまな理由で働くことをあきらめてしまう。そんなシーンをなくしたい。それは、働く人にとってもハッピーではないし、雇用する企業にとっても、労働力が減っていく日本社会においても解決すべき課題だからです。
そもそもなぜミッションを重視するのか?
冒頭にnoteがきっかけと書いたので、ライトにも見えてしまったかもしれませんが、転職を考えるに至るには、ここ数年、長く自分のなかで渦巻いていた想いがありました。
出産を経てから、少しづつ、でも、確実に芽生えていった、未来への責任感です。
「そもそも、なんのために働くんだっけ?」
「次の世代のために未来をよくしなければ。」
「社会課題に向きあい、解決したい。」
最近のマーケティング界隈では「パーパスドリブン」というワードもありますが、“社会への存在意義”ベースで、携わる仕事を考えたいと感じるようになりました。
なぜ、このミッションの実現に取り組みたいのか?
″働く人のライフスタイルを豊かにする”
たくさんの社会課題がある中で、なぜ、これが私の取り組むべきミッションなのか?
それはパーソナルに人生でむきあっているミッションと重なったからです。
1.育児と仕事の“両立”ではなく、“好循環“を生みたい。
育児しながら、働くことは、本当に大変。
でも、私は、「育児しているから、仕事に障壁がある。育児をしているから仕事でなにかをあきらめている。」という考えてしまう世の中であってほしくないと強く思っています。以前にもnoteに書いたように、育児とビジネスはつながっていると思っているから。
「育児の経験が仕事にも役立った。仕事の経験が育児にも役立った。育児しているから、仕事でもよい影響がある。仕事しているから、育児にもよい影響がある。」自分自身もそんなサイクルを生みたいと思いながら、日々もがきつつ働いています。
イメージとして、母業と働くひとの私が分離しすぎず、一人の人間として溶け合っている状態。(伝わるかな…?)
OKANは「ワーク・ライフ・バリュー」という考えを提唱しています。
企業は、単純に比重として生活と仕事のバランスをとるという「ワークライフ・バランス」ではなく、働く人それぞれが、一人の人生としてどんな価値観で仕事をするのかを把握して重視すべきという考え方です。
この思想は、私の掲げる理想にかなり重なると感じました。
2.持病とうまく付き合いながら、健やかに働くということ。
もうひとつ。
これまでまったく書いてこなかったことですが、私はそこそこ重度のアトピー持ちです。(基本的には顔にはあまり症状がでにくいので、お会いしていても気づかれにくいです)
なんだ、たかがアトピーか。と思われるかもしれません。
実際にそうなんです。よい状態を保てていれば、特に症状もないし、悪化したとしても、痛みが激しいわけでもなく、それだけで生命を脅かすものでもない。
でも、同じ状況の方はわかると思いますが、悪化してしまった状態では、常にかゆみがひどく、眠れない......等、思ったよりもQOLが下がります。
で、私は社会人になってから、2度ほど悪化させた結果入院してしまったんです。
一度目は、入社3年になる頃、仕事を不器用に頑張りすぎたとき。2度目は1回目の育休復帰して少し経って、これまた頑張りすぎたとき。
食事をする、睡眠をとる、薬をサボらない、をしていれば問題ないのですが、頭がお仕事でいっぱいいっぱいになるとそれが崩れてきてしまう。
同僚にも家族にも、迷惑や心配をかけてしまいました。
2度目は、さすがに凹みました。
なんで繰り返してしまうのだろう……。
普段ポジティブめなわたしも、自己嫌悪に陥り、「仕事、やめようと思います。」とも上司に相談しました。まさに、働きつづけたいけれど望まない離職をしかけました。
でも、ある意味そこで、上司や同僚、そして夫と、自分自身と対話するきっかけとなり、「もうこれは自分の一部として、つきあっていくしかないんだ!」「もう自分だけで抱え込まずに、周囲の理解も得ながらやっていくしかないんだ!」と前向きに整理しなおすにいたりました。
仕事が大好きなわたしが、没頭しすぎず、自分を犠牲にしすぎず、いかに健やかに働くか?これはまさに人生をかけて取り組んでいるテーマなのです。
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と、ここまでは、あくまで私の個人的なストーリーです。
でも、視野を広げてみると、これは、育児や持病に限った話ではない。広く色んなところで起こっている課題なんだと思います。
介護しながら働く、障害とともに働く、妊活しながら働く、異なる文化バックグランドを持ちながら働く、家業を継ぎながらも働く…。
前職で、ダイバーシティープロジェクトのメンバーとして、いろいろな境遇の人の意見を聞いたり、ディスカッションしたこともきっかけとなって、【働く人のライフルタイルを豊かにする】【誰もが働きつづけられる社会】は、わたしのとって取り組むべきミッションだと感じるようになりました。
(ふぅ。長くなってしまいました。)
「なぜ?」と転職ストーリーをたくさん聞かれるので紹介のために、そして、入社時の初心を忘れないように書き記しました!!!
ゆるゆるとテーマも絞らずに続けているわたしのnoteですが、今後はOKANのことも交えつつ、発信していければと思います!
最後に… 今は、急なリモート会議や変則勤務で多くの働く人にしわ寄せがいって、心身ともにバランスを崩しやすい時期だなと感じています。
どうか、美味しいものを食べる、身体を動かす、誰かと雑談するといった健康チャージを忘れずにお過ごしください!
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