月と公園とおじさん~2021年の涙~
ああああ、めっちゃ涙流しました。
気持ちいいカタルシス。
2021年に入って、ここまで泣いたのは初めてです。
素の感情になれた一夜をありがとうございました。
聞けば2021年の元日に企画されたイベントだとか。
一日でワールドをつくられた青猫さんや、撮影配信初チャレンジのマノンさんなど、短期間でチャレンジングな試みをさらっとやってのける人力。ワールドの演出もaudienceが集中できる仕組みや仕掛けになっていて、一体感のある場になっていました。これを一日でつくるなんて、青猫さんすごい!
マノンさんの朗読では、いきなり私自身が感情そのものにさせられてしまいました。あんなに何役も、麗しい声のままお一人で演じ分けられるって、怪物(いい意味で)だと思いました。
私は感情の殻を剥がされたまま、93poetryさんの畳みかけるような詩と魂の世界に引きずり込まれていきました。・・もう、気が付くと泣いてました。こりゃあかん・・poeさんの言ってることって、私自身じゃん。
もう、苦しさとかカッコ悪さとか生きづらさとか全開なのがグサグサくるよね。私自身、「もう不器用さとかカッコ悪さ、ぶざまさ全開でいくしかないよな」って覚悟を最近ガン決めしたところだったので、もうダクダクの涙でした。鬱屈した先にある、ほんの少しの希望。それが今感じられるから、生きていけます。
・・ふぅ。(一呼吸つかせてください)
poeさんの数々の畳みかける詩と心地よいリズムに挟まれたまま、私の感情は次に登場するまんじゅうさんの中に入り込みます。私がまんじゅうさんの音と声に入り込むのか、まんじゅうさんの音と声が私に入り込んできているのか。そんなのはもうどうだっていいくらいに、心と心が一つになる体験でした。
泣きたい時は泣いてたっていいんだ。そう思えるだけで、嬉しくてまた涙があふれてくる。
そうか。
「心を音にのせる」って、こういうことなんだ。
誰かに何かを伝えるって、こういうことなんだ。
生きていて本当によかった。
「明るく楽しく前向きに」だけで生きていけないのは、私も同じで。
放っておくと闇にとらわれてしまいそうになってしまいます。
痛々しい感情に蓋をしてやりすごしてしまったり。
格好悪くてダサダサで何もできないくせに、変に格好つけて強がってしまったり。
そんな毎日から解放され、自由に感情を生き生きと解き放つことのできた大切な時間を、ありがとう。
泣いていい時間と空間をつくれる、そんな素敵な方たちのイベントでした。
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