12. 103日ぶりにあえたよ
仕事の関係で、数日前から彼氏がこちらへ来ている。
近くの街にいる、という事実だけでも
うれしくて鼻歌が止まらないのに。
仕事が忙しいから行けるかわからないって
言われててあまりに期待をしないようにしていた
だけあってめちゃくちゃうれしい。
なんてたって103日、約3ヶ月半ぶりだから！！
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久しぶりに会うわたしのすきな人は誕生日プレゼントであげたシャツを着てきてくれた。嬉しかったし最高に似合っててよかった。改札を指定したもののどこで待ってるかは言ってなかったのに見つけ出してくれてすごい。久しぶり感はないもののやっぱりちょっと緊張していたので心なしか強く彼氏の手を取った。彼氏は、昨日染めた髪を見てはすぐに気づいてくれて「暗くした？明るいのが似合うと思ってたけど暗いのも似合ってて可愛い！」って言ってくれるし、お洋服も褒めてくれたり、今日のためにちょっと気合い入れて準備してよかった。くるくるの巻き髪がすきな彼氏、褒めてくれたけど久しぶりに巻いたからうまく巻けてないって言ったら「俺がすきっていったから巻いたの？」って嬉しそうに笑ってた。（ときめき）そんな彼氏は今日も相変わらずかっこいいしいい匂い。（笑）
お昼ごはんはわたしのリクエストを聞いてくれてハンバーグ！この大きなニンジンとインゲンは「食べる？（食べての意）」と聞かれたので「食べるー！（食べてあげる）」と言ってわたしが全部食べた。付き合ってすぐの頃一緒にステーキを食べにいってその時にインゲン食べる？と言われていらないよっていったら眉を顰めてインゲンを口にした彼氏。食べる？と聞かれたから断ったけど食べれないなら食べてあげたのに！となったのでリベンジ、食べてあげれてよかったです（笑）ちなみにコロナ明けで味覚がないらしいので食べたら？と聞くと「脳が記憶してるから無理」と言っていた、なんだそれ。
ところで彼氏と乗るエスカレーターってなんであんなに特別なんだろう、ドキドキとまらない。さらっとわたしを前にして後ろにぴたっとくっついてくれるの、どこでそんなスマートなこと覚えたんだ！（きっとたまたま）（現に一回きりだったし）と思いながらとてつもなく嬉しくて幸せ噛みしめてた（笑）
仕事明けで来てくれていたのでずっと眠そうにしてた彼氏。どこか出かける？と提案してくれたけど、お家帰ってゆっくりしようと話をしてお昼寝の約束をした。
最寄駅からわたしのお家までの道。3ヶ月半しか経ってないのもあるけどいろんなことを覚えてくれていて嬉しい。彼氏にとってはわたしが住んでることでしか縁がないこの街のことも、いつからか当たり前のようにわたしの最寄り駅の名前を覚えてくれていることも。一緒に手を繋いで歩くこの道が大好き。
お家に帰ってからはあれだけ眠たいって言ってて寝ようねと約束していたのにギューしたら目覚めてきたとか言って元気になる彼氏、めちゃくちゃ笑っちゃう可愛い。
結局時間が経ってごろごろしてたら当たり前に眠くなって2人でしっかり寝た。そんなに気温が高い訳でもないけどくっついてたら暑くなる訳で、暑いねって言って昼からクーラーつけて寝るの、ちょっと贅沢でいいね。
目が覚めたらそこそこいい時間だったので晩ごはん。何にする？の結果「ハンバーガー！」という彼氏の意見を採用してウーバーした。またビーフ？っていうのは愚問です。2人で食べたらなんだっておいしい。わたしがナゲットおいしいー！ってるんるんしてたら自分の分まで差し出してくれて、ポテトもちょこちょこわたしの口に入れてくれたり、とてつもなく愛だね。
土曜日の夜は一緒に過ごせることが多くて、その時はいつも決まってドッキリGPを見るんだけどちょうどやっていたので楽しく観た。スリックバック？って言うのをやっていて、その時は2人して普通に観てたけどテレビ見終わってから夜遅くに狭い部屋で練習したりしたの楽しかった。あまりにも滑稽な姿になるから解説動画見たりして（笑）いたって私たちは本気。
それから各々ゆるく携帯時間。わたしがすきな音楽聴いてたら「この前の！」って一緒に聞きに行ってくれた日のことを覚えてくれていて「この人たちの音楽は耳に残って良いよね」なんて言ってくれる。どうしようもなくすき。ちなみに彼氏は「こういうゆるい時間もいいね」とも言ってくれた。早く一緒に住みたい。
ゆっくり過ごして、気づけば0時。起きたらまたバイバイなのわかっているから寝たくないわたしと明日は6時起きで仕事に戻らないといけない彼氏。ちょっとわがまま聞いてもらって起きていたけど2人でしっかり寝た。
夜中、暑いよーって言って2回起こしてきたのに1回しか覚えてないらしい。くっついてきたのが可愛かったので許します。（くっついたら暑いでしょとは言わない）
朝は2人で6時起き。直接おはようが聞ける朝、めちゃくちゃ良い。わたしたちの朝ごはんの定番は赤いタコさんウインナーなので今日も焼いたらとても喜んでくれた。
彼氏がブルーシャツ着ていたのでわたしもブルーシャツを着て2人で早朝6時半の道を仲良く歩いた。側からみたら2人で仲良くブルーシャツ着て朝早くからどこ行くんだろうと思われてもおかしくないのに、仕事に行く彼氏の見送りだなんて！！！最寄駅までのつもりだったし彼氏もいつもここまでで良いよって言うけど、今日は乗り換え先の駅までと言ってくれたので2駅先まで見送った、一緒にいれる時間が増えて嬉しい。駅のホームで見送る時はいつだって寂しい。人も多いし泣いたら困らせるってわかってるから我慢したけどやっぱり今日もしっかり寂しくて泣きそうだった。
そんなわたしにいつも何かしらお菓子を持たせてくれる彼氏。寂しさが軽減するからうれしい、わたしにとってはお守り。
楽しい時間は本当にあっという間でいまは楽しかった気持ちとやっぱり寂しいっていう気持ちでなかなか整理がつかないけど、忙しい中で少しでも時間を作ってくれて会いにきてくれた優しさをわたしは絶対に忘れたくない。
何より彼氏は外でこそ甘えてこないけどお家に帰ったらあまあまで優しさ120%、久しぶりにその優しさに浸れてとてつもなく幸せだったし、彼氏が何度も「楽しかったね」「有意義な時間だったね」って言ってくれたから嬉しかった。何より6月を一緒に過ごしたのは初めて。ちょっと早めのわたしへの誕生日プレゼントのよう。
また次はいつ会えるかわからないけど、この思い出を胸にまだまだ進み続けるぞー！