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【10秒で読める小説】そんな都合のいいやつおらん

なぁSiri、理想の彼女はどこにいる?
「理想とは?」
僕の好物のパン作りが得意で、夜中でも飯と酒を用意して、笑顔で迎えてくれる子。
「でしたら1キロ先の山崎様がピッタリかと」
近!でも運命は案外近くに転がってるものかもな。

意気揚々と場所へ向かうと、そこには煌々と光るデイリーヤマザキ…

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