Photo by palicosp 【10秒で読める小説】味にうるさい 2 さかさら 2022年4月26日 16:52 猫は一生に一度、人語を話すという。タマが喋ったのは、唐突だった。「このメーカーのカリカリ、好きじゃニャいよ。訴えてるのに気付いてくれニャいからさぁ!」驚きつつも「じゃあ何が好きなの?」と尋ねる。「ニャーニャー!」貴重な一回を、好きなものを伝える方で使ってくれたら良かったのに。 ダウンロード copy #猫 #140字小説 #140字SS 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート