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WANTED

2024.2.4

前回の記事でも触れたが、現在双子の家には友人が泊りがけで遊びに来ている。

その友人が今回双子にプレゼントをくれたのだ。
ありがたいことこの上ない。
そしてそのプレゼントがまた最高だ。
それが、これだ。

ハッピーサーモン

ハッピーサーモン。
これは以前その友人とボードゲームカフェで遊んだ際に見つけたゲームだ。

トランプの「スピード」というゲームをご存知ならそれを想像してもらうと分かりやすい。
配られた自分の山札を一斉に1枚オープン。
カードにはペアで行われるアクションが描かれており、同じアクションがオープンされている相手を見つけてアクションする。
それが終われば次のカードをオープン、それを山札が無くなるまでプレイし、一番早く消化した人が勝利だ。
このゲームのキモはなんといってもその可愛らしいアクションで、互いの腕をサーモンのヒレに見立て打ちつけ合う「ハッピーサーモン」はあまりの可愛さ、楽しさに皆笑顔になる。

言ってしまえばただそれだけのゲームではあるのだが、PNRAが気に入っているのはそのゲーム性だけではない。
サーモンというモチーフそのものがたまらないのだ。
なぜならPNRAは、鮭・及びサーモン類を愛しているから。

PNRAと鮭

もはや正確な時期を思い出せないが、それは小学校低学年、あるいは幼稚園の頃だ。
ある時テレビか何かで鮭の一生を描いたドキュメンタリーを見た。
それは当時のPNRAにはあまりにも衝撃的な内容だった。

――鮭は川で生まれ、厳しい環境を生き抜いた一部の鮭が大人になり大海原へ。
そしてそこでも弱肉強食の世界を生き残った一部の鮭のみが生まれ故郷の川へと帰る。
そしてその川で命懸けの遡上を行い、交尾をして力尽き命を落とす――

子供だったPNRAにはそのような生き物が存在する事が信じられなかったし、初めて生命の死について深く考えることになった出来事だったと思う。
そしていつしか鮭のことが大好きになっていた。
鮭の生き様、見た目、そして食物としても。
あまりにも好きすぎて小学四年生くらいのとき図画工作の授業でセロテープカッター台を作ることになった際、鮭の口の形がカッター部分に使えることをいいことに鮭デザインにしたくらいだ。
他の友達はみな可愛いイラストやアニメキャラデザインのなか、鮭。
婚姻色まで再現した最高の出来映えだったが共感も理解も得られなかった。

鮭グッズ不毛地帯

好きな動物トップ3
上から鮭・エンペラーペンギン・キタキツネ

鮭を愛し始めて20年強。
いつしか大人になった自分はお金にも余裕ができ、オタク的精神も相まって鮭グッズを集めたくなった。
だが、そこで当然すぎる壁にぶち当たる。



鮭のグッズなど無いのである。




たとえば私の2番目、3番目に好きな動物であるペンギンにキツネ。
このあたりはたいていの水族館、動物園にいることからも分かる通り、愛玩動物として市民権を得ている。
故にグッズなど市場に溢れかえっており、やろうと思えば自室をペンギン・キツネグッズで埋め尽くすことなど造作もない。
しかし鮭はどうだ?
鮭を食べ物として愛している人は数え切れないほどいる。
しかし生き物として、キャラクターとして鮭を愛しグッズを求め彷徨う人をPNRAは寡聞にして存じ上げない。
PNRA以外に存在しない可能性もある。
となれば当然どの市場を見渡しても鮭グッズなど存在しないし、あっても自室を埋め尽くすことなど不可能であろう。
鮭に興味のない方々には知られていないが、この世界はとんでもない鮭グッズ不毛地帯だ。
この世界の片隅には、鮭グッズ不足にあえぐ悲しきモンスターが存在することをどうか知ってほしい。

ちなみにPNRAが所持している鮭グッズは以下の通り。
・鮭ネックピロー(当記事写真のやつ)
・鮭シャツ(友人からのプレゼント。完全にトラウトフィッシング用品)
・サーモンTシャツ(高円寺の中古アメT屋で購入。値札もなくレジに持っていったら8800円で驚愕した)
・実写熊Tシャツ(メインは熊だが、川で鮭を捕まえているシーンのため鮭が飛んでる)

以上、4点。
これが現実である。
これを機に知ってほしい。
推し活も、推せるグッズがなければままならぬという現実を。


情報求ム

今回ハッピーサーモンをプレゼントしていただいたことにより、鮭グッズコレクションに新たな仲間が加わった。
しかしそれで満足などできない。
世の中の鮭グッズをもっともっと集めたい。
なのでこれを見ている皆様。
鮭グッズをお見かけの際はPNRAまでお知らせください。
本当にお願いします。

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