RenderMan for Houdini 23.6
はじめに
RenderMan 24にまだアップグレードしてない人の為のメンテナンスリリース、RenderMan 23.6がリリースされた。
上記のリンクを読むと、対応するHoudiniのバージョンが以前の18.5.351から18.5.633、18.5.672、18.5.696まで拡充された。RenderMan の最新バージョンは24ではあるがまだ未対応な所もあるので、安定して業務で使いたい人は23.6を使うのも一手だ。
インストール方法
インストール方法はいたって簡単。すでにRenderManインストーラーを持っている方は再びインストーラーを実行。持っていない方は下記から自分の環境に合ったインストーラーをダウンロードしてインストーラーを実行すればよい。
https://renderman.pixar.com/forum/download.php
インストーラーを実行すると、以下のような画面が表示され、RenderMan23.6がインストールされようとしているのがわかるのでNextボタンを押し、進めていけばよい。
環境設定
インストール後、どのRenderManを使用するかhoudini.env(Linuxの場合、/home/ユーザー名/houdini18.5内にある(バージョン名は使用したいHoudiniに合わせる))、に記載する必要がある。
例.RenderMan 23.6 For HoudiniをHoudini FX18.5.633で使用し、#をつけることでRenderMan 24.1を使用停止したい場合。
RMANTREE=/opt/pixar/RenderManProServer-23.6
RFHTREE=/opt/pixar/RenderManForHoudini-23.6
RMAN_PROCEDURALPATH=$RFHTREE/18.5.633/openvdb:&
HOUDINI_PATH=$RFHTREE/18.5.633:&
# RMANTREE=/opt/pixar/RenderManProServer-24.1
# RFHTREE=/opt/pixar/RenderManForHoudini-24.1
# RMAN_PROCEDURALPATH=$RFHTREE/18.5.633/openvdb:&
# HOUDINI_PATH=$RFHTREE/18.5.633:&
RenderMan 24.1を使用し、RenderMan 23.6を使用停止したい場合。
RMANTREE=/opt/pixar/RenderManProServer-24.1
RFHTREE=/opt/pixar/RenderManForHoudini-24.1
RMAN_PROCEDURALPATH=$RFHTREE/18.5.633/openvdb:&
HOUDINI_PATH=$RFHTREE/18.5.633:&
# RMANTREE=/opt/pixar/RenderManProServer-23.6
# RFHTREE=/opt/pixar/RenderManForHoudini-23.6
# RMAN_PROCEDURALPATH=$RFHTREE/18.5.633/openvdb:&
# HOUDINI_PATH=$RFHTREE/18.5.633:&
以上。
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