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映画の魔法にかけられて

インディ・ジョーンズ シリーズ
評価: ☆★★★★


こんばんは。インディ・ジョーンズをずっとインディー(独立系の)ジョーンズだという勘違いを信じてきっていたオノデラです。

せっかく間違いに気づいたので、もう一度、インディ・ジョーンズを振り返ってみたいと思います。

ついでに、評論家キドリで感想と評価もなるたけ沢山、書いちゃいます。


映画のあらすじチェック

インディ・ジョーンズ』シリーズは、かのスピルバーグ監督による冒険活劇。

考古学者であり、著名な冒険家である『インディアナ・ジョーンズ』博士が、悪徳学者と古代の遺物を巡る戦いを繰り広げ、私利私欲から古代の遺物を手に入れようとする悪人から、遺物を守るために戦うといった奇々怪界のストーリーです。


意外に可愛いジョーズ教授


じつは、インディアナジョーンズ教授なんです。

(意外に知らない人が多かったりします)

彼は、手に入れた貴重な遺物に関しては(笑)
博物館に寄付・または買い取ってもらっています。

インディ・ジョーンズ失われたアーク」において、遺跡で拾ったと思われる『値打ちもん』を旅費の足しにしようとしていた (!?)ことが、本作で明らかになっています。

失われたアーク」クラスの遺物以外に関しては
あまり気にしていない
ようですね(笑)

また、インディアナ・ジョーンズ教授は、肩書き上は冒険家にも関わらず、ヘビが大の苦手です

イモトアヤコさんを思い出してしまうのは、僕だけなのでしょうか?

冒険映画の金字塔

これは、いつか、ササッと書く予定がありますが、インディ・ジョーンズには、ゴーストバスターズなどと同じく、ある種の『魔法』があります。

サメ映画の金字塔といわれる映画『ジョーズ』のリメイクが難しい理由もおなじ魔法は再現できないからです。

その点、インディ・ジョーンズも正真正銘冒険映画の金字塔といえます。

おそらく、インディ・ジョーンズを超える冒険映画は滅多に誕生しないでしょう。

素晴らしすぎる映画です。

ダメだったところ

なぜ、評価: ☆★★★★ なのか?(ひとつない)

それは、「クリスタ・スカルの王国」に原因が
あります。

基本的に、僕は完璧な映画はないというスタンスで映画を観ますが、アレは酷い。

クリスタル・スカルの王国」は、正直、「?」な映画です。

スピルバーグ監督は、きっとスランプだったのだと間違いなくそう思います。


前半だけは素晴らしい『クリスタル・スカルの王国』

『ジョーンズ教授』はいつものように、悪人から、古代の遺物を守るためドイツ軍に潜入。

ド派手なアクションを繰り広げて暴れた。

以前からともに行動していた仲間が、じつはナチスのスパイだったことが冒頭に判明する!

ナチスが、古代の遺物を探していることがわかり、インディは協力させられることに。

インディアナ・ジョーンズ教授は、クリスタル・スカルの秘密を知るという、オックスリー教授の行方を探すため、旅に出る。

前半は、これまでのインディ・ジョーンズらしい、ドキドキの展開と歴史に基づいたストーリー構成効いた、素晴らしい映画になっていましたね。


ここまでは、よかったのですが。(笑)

後半は、ただのオカルトSF映画


オックスリー教授は、クリスタル・スカルの洗脳(?)←!(◎_◎;)???により、記憶喪失になっていたことが判明。

ラストでクリスタル・スカルは
全知全能のエイリアン(?)の頭蓋骨???だったことがわかり、ホニャララ...(詳しくは本編を


...酷い!!!

本当におなじ監督が作ったのか?と思ってしまったほどめちゃくちゃな映画でした。

インディ・ジョーンズはSF映画ではないです。

歴史に基づく物語が軸となっています。

その辺のB級映画みたいなラストには、して欲しくはなかった。

よって、インディ・ジョーンズ シリーズの評価: ☆★★★★ です。

失われたアークはSFじゃない


『え?じゃあ、失われたアークは?あれは?』と、思われる映画ファンもいるかもしれないので。

一応、エイリアンなんかとは違い、史実に基くことを書いておきます。U・x・U✨


宇宙人がダメで、
なんで失われたアークはいいんだ
よ!?

理由は『歴史的事実だから』です。


失われたアークの怒りシーン↓スピルバーグ監督の悪ノリに見えますが、じつは、聖書に書かれた史実に基づいて正確に撮影されたので、厳密にはSFではないです。

アークの怒りに触れたドイツ兵たち



じつは、このシーン


“アーク(契約の箱)から
光線のようなモノが飛び出し、
人々をつらぬき、眼を焼いた。”


という不思議な記述が、聖書の中に、実際に書かれているため、かなり正確に撮られています。


ちょっとだけ詳しく
説明すると、、

契約の箱(アーク)は、聖書に記されている人工物で、ヘブライ人たちが、中に『十戒』を納めて運ぶのに使った箱です。

ヘブライ人たちが、私欲のためにアークの力を利用したり、誰かがアークを盗み出したり、神に反いた時、上のシーンのように、『光線』がアークから飛び出し、人々の眼を焼いた。とされています。

アークの中には、『マナ』と呼ばれる不思議な食物が、絶えることなく生成されており、ヘブライ人たちは皆、『マナ』を食べて生きながらえた。

....らしい
です。(凄すぎ。


つまり、
インディ・ジョーンズは、まさに『歴史に基づいた映画』になっていたワケですね

きっと、
本当にあったことなんだろうとボクは思ってます。(ウチは仏教ですが💧)

デタラメにしては、描写が細かすぎるし、嘘なら、古代の人々が聖書に書く意味もないからです。


今、 アークが隠されている場所は、日本だったり、シナイ山という山だったり、様々な説がありますが、じつは、日本に『失われたアークがある』説が濃厚です。


『失われたアーク』と日本


じつは、アークを探して、日本の山を掘ろうとした人物がいます。

しかし、、、なんと、、、

掘ろうとしたところ、そこが『遺産』に指定され、掘れなくなった。

という出来事も実際にありましたから、きっと何かはあるんでしょう。


ちなみに、祭りで担ぐ『おみこし』は、失われたアークに非常に酷似しているため、その歴史の名残りではないか?と、本気で考える海外の学者もいたりします。

うーん、たしかに、似ていますね。

聖書にある.失われたアークの姿


映画の総合評価


インディ・ジョーンズは歴史に忠実で勉強になるので、(クリタルスカル以外は👽)冒険映画の入り口としても、最高だと思います。ぜひ、お子様と一緒に観てみてくださいね。


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