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「男」だけど「彼女」②

※「彼」と表現したり、「彼女」と表現することがあります※

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3人での飲み会の後、

そんなに時間を空けず、再び彼の家に行った。


電車とバスを使って1時間半くらいの

「中距離恋愛」だった。


途中、お酒を買って

手土産に持って行った。


彼の部屋のインターホンを押す。

「はーい・・・」

やや緊張した様子の声が聞こえた。


(声は、男なんだよなあ)


扉を空けてくれたのは、私の愛しい「彼女」だった。


「今日も可愛くしてくれたんだね」


その言葉に、彼女は頬を赤らめた。


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