ひとり暮らしのあなたへ

単身者世帯が増加している。ひとり暮らしは家電需要を高めるため、経済的な要請であるとの見解を聞いたこともある。これは病気になっても他に家の中に頼れる人がいない、そんなひとり暮らしのあなたに贈るメッセージである。

排水溝掃除におもうこと

排水溝の状態にはその人となりが出る、と思う。汚いままの人はそういう細かいことを気にしない人なんだろう。キレイな人はマメな人。デフォルトのパーツを外して別のゴミ受けを設置し百均のネットなどを被せている人は家事上級者だなと思える。

掃除は仕事ではない。ひとり暮らしの場合家事は誰かに要請されるものではない。ということは、自分さえOKならいくらでもアレンジや創意工夫が可能だということだ。私は台所の排水溝は銅でできたゴミ受け(抗菌、殺菌効果がある)を設置し、百均のストッキングタイプのネットを被せて、ゴミ出しの前の晩にネットを交換している。お風呂場の方は百均のゴミ受けを設置し、定期的に交換している。百均様々である。

この方法で重要なのは、「ゴミに触れる部分は使い捨てる」というところである。医療など衛生が重視される分野では、使い捨てにならざるを得ないアイテムが生じてくる。ペーパータオルや手袋などがそうだ。注射針だって使いまわしたりしない。
家の中でも同じだ。ゴミ箱に設置しているものを除き、ゴミ袋を使い回すことは少ない。歯ブラシだって定期的に交換する。それと同じだ。さらに排水溝はカビが生えやすい。なので定期的に使い捨てで交換する。

料理のこと


ご飯をきっちりひとり分作るのは難しい。自然と翌日残りものを食べることになる。そうなると残りものをアレンジできる才能は神となり、アレンジが上手く行けば天地開闢が起こる。肉じゃがをカレーに出来れば天才だし、野菜炒めを具沢山卵焼きに出来ればもう傾国の美女(?)である。

こうなるとお弁当にも革命が起こる。残りものをおかずに出来れば、あとはお米を炊くだけで良いので、食費が浮くのである。食事は毎日のことだからこそ、細かい違いを積み重ねた時の差が馬鹿にならない。長期的な健康にも関わる。もの食う人間なら料理はできた方が楽しいしQOLにも大きく貢献するであろう。

ひとり暮らしの布周り

服には役割がある。部屋着、礼服、普段着……等々、人間が布たちを勝手に切り刻んだあげくに勝手に与えた名前がある。本当は布たちだって自由に風の中を舞ったり、綿花のまま(綿、レーヨン、キュプラなどの場合)一生を終えたかったであろうに。

服を買いに行くのに恥ずかしくない服の選び方(超初心者向け)は今度やるとして、今回は意外と穴場な服以外の布製品について語る。まずはカーテンである。カーテンは意外と汚れている。洗うとびっくりするほど白くなることがある。私も油汚れが凄かったキッチンのカーテンを洗濯したら驚くほど汚れが落ちておったまげた記憶がある。酵素ってすごい。
次に布団カバーである。人間は寝ている間、 意外と汗をかいている。暇な日に、布団を干すついでにシーツなども洗濯するととても気持ちがよく眠れるであろう。
洗濯となると服のことばかり考えてしまうが、こういった日常の布製品にも思いを馳せていただければ幸いである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?