今年もPMI日本フォーラムで講演します!
みなさん こんにちは
ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会 代表の大久保です。
今回は、毎年7月恒例「PMI日本フォーラム2022」での講演についてご紹介します。
来たる7月9日(土)〜31日(日)PMI日本支部主催の上記イベントにて、私たち研究会も活動成果の発表として4講演を行います。
「オンライン」「オンデマンド」で、上記の期間内は、いつでも、何度でも、ご視聴可能です。
ちなみに、今年は「コミュニティ」を共通テーマとしました。
なぜ今「コミュニティ」なのか?
理由1:ソーシャルPMにおいて「コミュニティ」の重要性が増している?
副業/複業界隈でも「越境学習」ということが盛んに聞かれるようになっています。また、SDGsの「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」でも単独の組織ではなく、他組織やコミュニティとの連携が必要とされています。
さらに、世間の動向を見てみると経済的な組織目標だけでなく、「社会貢献」「社会課題の解決」といった人間社会における上位概念を通じて他組織やコミュニティと協働していくことが求められているように感じています。
CSV: Creating Shared Value が目指しているのは実行組織を超えた「コミュニティ」「社会」といったレベルでの価値創造であり、企業組織においても地域社会や業界団体等といったコミュニティを意識することが大変重要です。
実際、私たち研究会自体が、企業組織などの壁を超えた「コミュニティ」でもありますし、近年の研究会活動においても自組織だけでできることに限界を感じており、ゆるくつながれる「コミュニティ」の力を活用していくことを検討し始めているところです。
理由2:PMI4.0で示された PMIの今後の方向性と合致!!
あまり知られていないようなのですが…PMI自体もその方向性を変えようとしています。英語の文章で大変恐縮ですが、「PMI4.0の紹介」に関する記事を引用します。
「これまではPMのプロ向けにサービス提供しようとしてきたし、これからもそうし続けますが、今 PMIの焦点はチェンジメーカーのグローバル・コミュニティに移行しつつあります」と謳っています。
まさに私たちソーシャルPM研究会が目指そうとしていることはPMIの方向性とも合致しており、今年のフォーラムでの発表はまさにタイムリー!だと考え共通テーマとして選びました。
今年の講演内容
それでは、早速今年の講演内容について簡単にご紹介します。
(1)誰一人取り残されない、人に優しいデジタルコミュニティ実現に向けて
~デジタルデバイド対策の事例調査報告~
日本のソーシャル課題の1つであるデジタルデバイド(情報格差)について、地方自治体/民間企業/NPOなどでデジタルデバイド対策に取り組んでいる事例を調査し、デジタルデバイド対策の分類や考察をしたうえで、ソーシャルPMとして貢献できることを提案しています。今話題の世界最高齢プログラマー「若宮正子さん」へのインタビューなどを踏まえた非常に興味深い内容になっています。
(2)社会を変える、国境を超えた新規事業創造コミュニティ
~ デジタル・クリエイティブスタジオの挑戦 ~
新規事業創造においても、経済価値だけでなく社会価値の持続的な創造が重要となっている昨今、「誰もが価値創造に夢中になれる世界」という社会を目指すためのツールの1つ「デジタル・クリエイティブスタジオ」について紹介しています。社会課題解決に向けた新規事業創造をより加速するための
「デジタル・クリエイティブスタジオ」について、その概要だけでなく、デザイン思考やリーン・スタートアップといったソーシャルPM手法でも採用されている方法論と共に、どのような価値観・組織文化でマネジメントが行われているのかを事例を交えてご紹介しています。DX最新事例として必見です。
(3)強くあたたかいコミュニティ実現に向けての取り組み
~共創社会に貢献するコミュニティマネジメント事例~
コミュニティ運営をされている方はこんな問題に悩まれていませんか?
①名簿上のメンバーは一定するいるけど休眠会員ばかりでアクティブに活動している人は多くない ②メンバーの出入りが激しく定着しない ③活動自体がマンネリ化していて活性化につながらない
当研究会も同様の課題を抱えており、それに向けてさまざまな取組みを行ってきました。この講演ではボランティア組織を維持・活性化し「強くあたたかい組織」を作るにはどのような取り組みが考えられるのか、「コミュニティキャピタル診断」の事例を中心に、社会の動向も踏まえ、共創社会に貢献するコミュニティマネジメントの一例を紹介しています。皆様の組織マネジメントやコミュニティ運営の何らかのヒントになれば嬉しいです。
(4)ソーシャルPM グローバルコミュニティ はじめの一歩
〜ソーシャルPM手法の世界への普及に向けて〜
日本発のソーシャルPM手法を海外展開し、全世界の社会課題に適用したいという大いなる野望にむけて、まずは研究会内でソーシャルPM手法のワークショップを英語で実施する取組みを始めました。本講演では、今後の当研究会のグローバルコミュニティ拡大の礎、「第一歩」として、その取組みの具体的な例を示すことともに、ソーシャルPM手法のグローバル展開の可能性および今後についてお話ししています。実際にワークショップに参加されたメンバーへの英語インタビューも生々しく収録されています。グローバルな社会課題解決にチャレンジされたい方は是非ご覧ください。
有料ではございますが、皆様ぜひご視聴ください。
なお、お申込みは以下からとなります。
(講演最終日 7月31日23:59 迄 お申込み可能です!)
https://pmi-japan.eventos.tokyo/web/portal/426/event/4508/users/login
ではでは
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