#21 「CollaさんのPMってどんなお仕事?」
今回は、「CollaさんのPMってどんなお仕事?」というテーマでゲストに株式会社トラックレコードのnakoさんに来ていただきました!
CollaのPM nakoさんがゲスト!
はち :今日はなんと初のゲスト会です!
ジョン:イエーイ!
はち :ゲスト会を企画してから早五ヶ月。記念すべきゲスト一人目は株式会社トラックレコードのプロダクトマネージャーのnakoさんです!よろしくお願いします!
nako :よろしくお願いします!記念すべき第一回のゲストが私でいいのか分からないんですがよろしくお願いします。
はち :何をやっているかというと、SlackアプリでおなじみのCollaさんのプロダクトマネージャーですよね。
Collaのサービスについて
nako :はい。SlackアプリのCollaというのを開発して、お届けしています。皆さんに雑談のアプリとか知っていただいているかなと思うんですけど、Slackの中で動くボットみたいな感じで、Collaさんっていうキャラクターがいて、このキャラクターがメンバーの人にいろんな質問をしてくれて、その回答から雑談のきっかけを作ったりとか、他にも色んな機能を提供していて、仮想のキャンディーをSlack上でやり取りして感謝を伝えたりとか、最近トリっていうメンバーの取り扱い説明書みたいなプロフィールみたいな機能とかも結構人気で、たくさんの方に今使っていただいています。
はち :素晴らしい!僕らも基本的にスラック立ち上げて、そこで盛り上げなきゃいけないっていうところがあるけど、盛り上げたいと思った時、まず一番最初に入れるイメージがあるんですよね。
nako :最初はコロナ禍で、やっぱりいきなりみんなリモートワークになって、今までオフィスで顔合わせてた時にはしてたような気軽な雑談みたいなのがいきなりしにくくなったので、そのタイミングで結構多くのスラックのワークスペースに入れてもらって、それきっかけで雑談できるようになったみたいなのはよく言っていただきます。
はち :うん。だから基本的には生まれたのもコロナ期間中でしたっけ?
nako :そうですね。まさに本当にコロナがピークというか、みんな一気にリモートワークにしたタイミングで生まれました。つい先日、五月の末に三周年を迎えたんですけど、なので、コロナになってゴールデンウィークにうちのCTOががっと作って出したサービスで。その時私まだ入ってなかったんですけど。
はち :面白いっすよね。toBともtoCとも言えるのか言えないのか?みたいな。
nako :そうですね。今は結構各企業とか組織の方々にインタビューとかさせていただくんですけど、本当に最初はメンバーの一人がこれ面白そうって言ってスラックに入れてそこから広まったみたいなこととかも結構あるみたいなので、完全にtoBって言われると、ちょっとまた毛色が違うなみたいなので、そういう面での難しさもありますね。
はち :プロダクト考えると、確かにプロダクト考えるときに、いわゆる市場にめちゃくちゃ宣伝していく方法とかも、スラックアプリだと全然違いそう。
nako :そうですね。まさにその辺が面白くもあり自然と入れてインストールしてもらえるんですけど、その先どうユーザーと接点を持っていくか、みたいなところとかもかなり難しくて。売り方とかも、結構ビジネスのメンバーといつも検討していたりはするんです。
はち :その中でじゃああれですか、PMとしてはそのプロダクト、自身の開発も見てるし、そのマーケットとかセールスの部分もメンバーと話すしみたいな感じのトラックレコードさんのPMとしては、そういう立ち回りっていうことですか?
nako :そうですね。まだ、本当にチームもまだ小さいんで役割結構ここって固定されてなくて、もう上から下までで一気空間で全部見てるっていう感じですね。データも見ないといけないし、開発の細かいところもエンジニアのメンバーと話すし、一方で毎日、ビジネスのメンバーとセールス、どうしようとか。あと結構CSのこういう風にこうお客さんと話していこうみたいなところも毎日相談していたりするので。結構幅広くやっています。
はち :CSの方、いらっしゃるんですね。
nako :CS専属でメンバー今、すごい募集中なんですけど、というよりは、本当にセールスとCS両方やってる関係者がいるっていう。
はち :僕とかは、自然にとりあえず入れるみたいなライトな環境のスラックしか触ってないんですけど、CSが向き合うのって、エンプラ系の会社のスラックとかそういうことですか?
nako :そうですね。ただ、結構規模としては、50人ぐらいの組織になってくると、新しい組織から横のつながりがちょっと取りづらくなるとか、コロナ禍でリモートワークになったんだけど、どんどん人が増えて入社してくるんだけど、新しいメンバーは既存のメンバーのことをなかなか知るきっかけがないみたいな組織課題が50人ぐらいから結構出てくるので、そういったお客様とお話しして、じゃあまずはこの機能を使ってこう雑談ベースで繋がりを増やしていきましょうとか。あとは仕事の活躍とかを見えるように、キャンディー使って、こういう風に盛り上げていきましょうみたいなところを、一緒伴走させていただくみたいなのとかもやっていたり。
はち :面白い。toCの側面より、その側面はtoBっぽいからジョンさんの会社とかも近いんじゃないですか?顧客タッチみたいなところ。
ジョン:そうですね。うちは実はでもカスタマーサクセスCSって、一応いるけどもう普通に営業がもうCSもそのままやってるっていう感じですね。
nako :利用傾向と定量データとか一緒に見たりとか、私の方で分析してこういう傾向があるから次、こういう試作、一緒にやってもらった方がいいんじゃないかとか、その辺、データを一緒にセールスとかCSのメンバーと毎朝見て計画したりとか、そういうところもやってます。
PMの面白み
はち :今やってる中で一番のPM冥利に尽きるというか、面白みみたいなとこ、どこにありますか?
nako :プロダクトの最初のオンボーディングの設計みたいなところで、本当にCollaは気軽にスラックにインストールできる一方で、その後どううまく使ってもらうかみたいなところって、もちろんセールスとかCSのメンバーが、タッチしてこう関係性を持って進めていくケースもあれば、自然と使われるケースとかもあるので、その自然と使われてるケースでうまくこう機能を使いこなしていただくために、オンボーディング、こういう順番で通知をした方がいいんじゃないかとか、こういう見せ方をした方がいいんじゃないかとか、利用率がこう下がっていったら、こういうメッセージを送った方がいいんじゃないかみたいなところの設計は、システム側のの開発の部分のことも考えないといけないし、ユーザーさんのことも知りつつ、そのセールスのメンバーがやりやすいようにみたいなこととかも考えないといけないんで、結構難しいし、面白い部分だし、結構特殊ですね。Slackアプリなので、普通のウェブサービスとかともまた違う難しさと面白さはあります。
はち :確かに究極僕らがやってるとこ。仕事で一番近そうなのは、メルマガとかプッシュ通知の設計みたいなところに近いかもしれないですね。
nako :あとはウェブ側でため込んだデータをこう可視化して、うまく活用してもらうみたいなところもあるので、その辺こう、どうやったら気づいていただけるかとか、うまく活用していただけるかみたいなところもこう順番にこう通知していく。そういうところは難しいです。
はち :面白い。ジョンさんそんな会社のPMですよね。
ジョン:すごい興味深いですね。私もCollaさんってすごいUXいいなっていうのはめっちゃ思ってて。やっぱただの質問とかチャットするじゃなくて、Collaさんが間にいるのがやっぱりいいですよね。
nako :そうですね。やっぱり社員の声を集めるっていうのをやりたくて。で、そこから集まった声を活用していただきたいんですけど、やっぱり直接聞いても聞き出しにくいこととか、マネージャーに直接聞かれたら答えづらいなみたいなこととかも、Collaさんが間に入って聞いてくれるんで、自然とメンバーの発言が集まっているみたいな状態を結構目指したいな。
はち :なるほどな。確かにCollaさん長期休暇取ったりするしそうですね。あれ結構話題になったりします。
ジョン:あれってUXライターみたいなのがいらっしゃるんですか?
nako :専属のUXライターみたいなメンバーは今いないんですけど、プロダクトデザイナーのメンバーがいるので、プロダクトデザイナーのメンバーと結構一緒に考えたりしています。
はち :確かに、Collaさんが有名になったのって、そこの体験設計だと質問の絶妙さみたいな。
nako :私も結構日々アップデートをしていて、結構中の人とか中のメンバーで色々試行錯誤しながら作っています。
はち :面白いですね。その質問、考えるのもPMとしても質問考えることあったりするんですか?
nako :そうですね。もちろんぽっと出たアイディアでこの質問いいんじゃない?みたいなで作ることもあります。回答の傾向とか、回答率ですね。やっぱりこういう風な質問をすると回答率が高いとか、そういったことを見ながら、あと各ジャンル別な内部でこうジャンルを質問のジャンルみたいなのをこう分類しているので、まその偏りがないようそういうのを考えながらあ、結構日々生活の中であ、こういう質問したら盛り上がりそうとか考えたりもします。
はち :PMっぽい。そういうとこ仕事の中に行かせそうなのを日常日常から拾っていくみたいな。そうそれ、いいねとかいや、面白いっすねなるほど。そういう体験設計とか、まさにこういろんな方とコミュニケーション取っている部分とか、ぜひ次回また深掘りさせていただけたらいいですね。
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MC
はち (PIVOT株式会社 プロダクトマネージャー)
https://twitter.com/PassionateHachiジョン (とある上場スタートアップ プロダクトマネージャー)
https://twitter.com/john_tk120
スタッフ
「PMのネタ帳」コミュニティーメンバー
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