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プラス ロジスティクス noteはじめました

はじめまして。プラス ロジスティクス株式会社 広報の森野です。
 
私たちの社名には「ロジスティクス(=企業が、必要な原材料の調達から生産・在庫・販売まで、物流を効率的に行う管理システムのこと)」という単語が入っておりますので、物流関連の会社であることは多くのかたにご想像いただけるところかと思いますが、まさにその通り。
 
このnoteでは主に「運ぶこと」を生業としている私たちのこと、また、私たちだけでなく実は皆さんの日常生活にも密接に関わっている「物流」を取り巻く色んなこと……などを発信していけたらと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

 まずは、私たちについて。

わたしたちは“物流設計企業”

お客さまごとに運び⽅を設計するのが、わたしたちの強みです。

公式Webサイトのトップページでこのように表現している理由。それは、単にものを運ぶだけでなく、お客さま(=※荷主企業さま)のご要望にフィットする「運びかた」をそれぞれデザインし、最適な形でご提供したいという想いから。

お客さまのビジネスごとに物流戦略を設計し、実行・改善することを繰り返しながら最適化を図る…ご要望に応じてオーダーメイドでの物流サービスを設計・運営しておりますので、それぞれのお客さまに合わせて作り上げられ、なにひとつ同じ形がありません。
 
いわゆる「3PL(※)事業」を手掛けている私たちですが、自社で物流施設や倉庫、車両をほとんど保有していない“ノンアセット型”のサード・パーティー・ロジスティクス事業者となります。

※3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)とは…?
荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し実行すること。

国土交通省サイトより


……と、物流専門用語なども用いて私たちのことを語らせていただいておりますが、実は私、物流業界自体には、2022年1月に飛び込んだばかり。物流に関しては超超超がつくレベルのTHE初心者でして、お恥ずかしながら弊社の事業形態を表す「3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)」の意味も知りませんでした。
「WMS…??AGV……???BTS!?!?(……えっ!!!※急に馴染み深いビッグアーティストなワードが登場してびっくり)」といった具合にやたらと英数字を組み合わせた3文字の略語が出てくるので、分からない単語に遭遇した時の「まずはネット検索」が欠かせません……。

こんな状態ですが、社長をはじめ社内にはそれぞれの分野でプロフェッショナルな皆さんがたくさんいらっしゃるので、私の初歩的な質問にも優しく答えてくださり、毎日とても心強い限りです。

(…もし、上記で挙げた3ワードについて「何を指すんだろう?」と知りたいかたがいらっしゃいましたら、当記事の一番最後をチェックしてみてください)

わたしたちは“ノンアセット型”


そんな絶賛勉強中のなかで耳にした「自社保有の倉庫や配送用車両がほとんどない(ノンアセット型)」という私たちの方針。これを聞いた瞬間に、私は驚きと共に疑問が湧いたのでした。
 
なぜなら、私にはまず「物流拠点=すべて自社保有施設」という思い込みが根底にありました。それはこの何年かで、新幹線や高速道路を移動している際に、企業ロゴが目立つように掲げられた大きな倉庫や物流施設をよく見かけるようになったことに起因します。

「ロゴが入っている=その会社の持ち物」という勝手な思い込みイメージなのですが、色んな場所にたくさんの施設や倉庫を抱えていることが「企業の強さ」と比例するものと考えていました。このため「物流施設を保有していない≠メリット・強み」という印象を持ち、「お客さまのご要望に応えられないのでは?」「物流施設が無いのにどうやって事業を展開しているのだろう?」と思ったのです。
 

しかし、すべて私の勝手な思い込みイメージであることが分かり、すぐに自身の考えを改めさせられることとなります。
 
なぜ、私たちが自社倉庫や車両を持たない方針なのか?
そこに物流"設計"企業を名乗る所以があったのです…!
 
詳しくは次回に。
 
 
物流に関するお困りごと・お悩み・課題があるかたは、私たちまでお気軽にご相談ください。

▼おまけ▼
本文で取り上げた物流専門用語について。私なりに学び、まとめさせていただきましたのでよろしければぜひご覧ください。

WMS (Warehouse Management System)
倉庫管理システム。入庫、出庫、在庫管理などのデータを一元的に管理し倉庫内の業務を効率化するソフトウェアで、運営管理精度向上及び生産性を高めるためには欠かせません。弊社では業務内容に合わせて独自開発したもの、パッケージ購入した製品をカスタマイズしたものなどを荷主さまのご要望に応じて導入しています。

AGV (Automatic Guided Vehicle)
無人配送車、無人配送ロボット。2019年に開設されたNIKEさんの物流拠点「The Dunk」では、棚搬送ロボットが200台以上導入されているそうですが、とてもスタイリッシュでカッコいい倉庫内を、何台もの無人ロボットが規則正しく縦横無尽に動き回る姿を当時メディアで拝見し、大変驚かされた記憶があります。

BTS (Build To Suit)
ビルド・トゥ・スーツ型。賃貸の物流施設の形態の一つで、入居する企業の要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される専用の物流施設のことを指します。もう一つの形態としてマルチテナント型といわれる、複数の荷主企業が利用することを想定し建設される施設もあります。私たちは一棟全フロアすべてを賃借しセンター運営をしているケースもございますが、基本的に「マルチテナント型」の物流施設を利用しております。


この記事の執筆者:


2022年1月入社。大学卒業後、社会人3年目くらいから
PRやセールスプロモーションに長年携わってきたものの、
ファッション→ドクターズコスメ→物流という異業種を飛び越えてきたため
物流業界に関しては初心者。プラス ロジスティクスおよびグループ会社のことを
より多くの皆さんに知ってもらうべく、日々精進をモットーに奮闘中。

Illustration: naohiga   Insta @naohigaillustrator


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