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第1回 PLUS KAGA 勉強会 「面白いまちづくりプロジェクトを探そう」

2022年のプラスカガは、事前学習を強化!8月22日から9月10日の期間での加賀市滞在に向けて、まちづくりや加賀市のことについての学習を進めています。

今回は第1回目の勉強会。テーマは「面白いまちづくりプロジェクトを探そう」ということで、まちづくり事例に関する写真を集めて、オンラインで共有し合いました!

日常的な交流の場

例えば東京都高円寺にある「小杉湯」を紹介してくれた6期生のつむ。

銭湯の人気の理由はマクドナルドなどとのコラボの実施、先頭の隣には誰かと話ができたり仕事ができたりするスペースの整備など、単なる銭湯にとどまらずに点が線になるような取り組みをしているからとのこと。いつも何気なく通っている場所が、集いの場となっているのは良いですね。

加賀市大聖寺では、露天風呂や銭湯が現状ないので、プラスカガの拠点である大聖寺町屋の露天風呂がより活用されたらいいなという話にも広がりました。

地域資源の活用、復興の現場

岩手県釜石市の「釜石研修プログラム」を紹介してくれたのは6期生のあいり。地域活性化と住む人の誇りを作った上で、外部の関係人口増加を目指す取り組みで、漁業体験やトレッキングなど、釜石でしかできないワーケーションプログラムを行なっているそうです。

他にも、仙台の「ヒロセガワプレーパーク」は、広瀬川と人との距離が遠くなっていることを問題意識として、その繋がりづくりを作るプログラム。川沿いでサウナをしたり、そこでまちづくりトークもするのだとか!滞在型で地域資源を味わえるようなプログラムを考えることに興味があるようです。

景観を守るということ

広島県鞆の浦にある「崖の上のポニョのロケ地」の写真を紹介してくれたのは6期生のふじ。港町の道の狭さから、瀬戸内海の海岸埋め立てをして道路を作ろうということになったが、それが景観を阻害してしまうという意見が出たそうです。

一方で、京都の産寧坂は、重要伝統的建造物群保存地区に指定。建物の規制が強い分、しっかりと景観が守られているようです。町によっても景観規制はまちまちですね。町の人が納得できる町並みであり、外から来た人にとっての魅力的な景観とは?と考える良い機会となりました。

第一回の勉強会は6期生7名全員の参加がかなわなかったものの、参加メンバーそれぞれの興味関心について深く話し合う場になりました。

次回のテーマは、「事前のリサーチをしてみよう」ということで、夏のワークショップで滞在する加賀市大聖寺の下調べを行います。

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