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2024.07.31〈ぬいぐるみとジェームズ・ボンドとぬくもりと〉

こんにちは。

プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)
PR担当、コーディです。

経営に近い皆さまに
お役に立てばという視点で、

今、このタイミングでお伝えしたい
FACTBOOKのトピックをお届けしています。

>> ファクトブックについて
再確認したい方は、ぜひこちらもご覧ください。


さて、

今年2024年は、
スヌーピーの生誕75周年にあたる
メモリアルイヤーということで

毎年8月に開催されている
阪急うめだ本店(大阪)の
スヌーピーフェスティバルでも

世界的ぬいぐるみメーカー
Steiff〈シュタイフ〉による
チャーリーブラウンとスヌーピーの
限定商品が販売されます。

Steiff社のホームページより


見た目からも
ぬくもりや柔らかな感触が伝わって来て、
手に取ってみたくなりますね。


ということで今回は、

Steiffの理念やブランドについて

FACTBOOK的な視点で
見ていきたいと思います。

それでは今週も行ってみましょう。



シュタイフとは?


Steiff〈シュタイフ〉は1880年創業、
ドイツ発の世界最古のぬいぐるみブランド。

「話しかけて、頬よせて、抱きしめて。嬉しい時も寂しい時もぬいぐるみは子供のハートの一番近くにあるおもちゃ。だからこそ子供たちには最良の品こそふさわしい」

をモットーに、

創業以来、常に選びに選びぬかれた最高の素材のみを使用し、時代が変わっても機械による大量生産を行わず、1体1体、熟練された職人による手作業で作られています。

手作業だからこそ愛情もたっぷり、作りも丈夫。機械にはできない繊細な表現が施され、
安全性や機能面にも細心の注意が図られています。

また、子供たちに与える夢や希望、愛情の表現を大切にしているシュタイフ社のぬいぐるみは、美術的価値はもちろん、教育的見地からも安心して薦められるぬいぐるみとして、世界中で愛されています。


伝統と革新の融合


時代が変わっても
ファンを魅了し続けるシュタイフは

高級ぬいぐるみとして
永く愛される商品を伝統的な技法で
作り続ける一方で

あっと驚く多彩なコラボレーションで
話題となることでも有名です。

シュタイフ 日本法人が
独自で展開しているコラボレーションとしても

など、枚挙にいとまがありません。


また、
ぬいぐるみから想起するイメージからは
かけ離れた、意外性のある「007 ジェームズ・ボンド」とも度々コラボレーションしています。



PR・FACTBOOKの視点でみると

コラボレーションの当事者同士は
分野や業界、世界観などを実態と
意図的に乖離させることで
新奇性とニュースバリューを高めています。


シュタイフ社は
これまで培ってきた職人の技術と
ブランドの信頼性に付加価値を加え続けることで

既存ファン以外にも訴求できる
多くのコラボレーションを展開。

チャリティーオークションも実施しています。


伝統的な技法や職人の後継者問題を
抱えている多くの日本のモノづくり企業にとっても

このシュタイフ社のブランドを育てる広報展開はヒントになりそうですね。


幸福な時代には気づけない「優しさと癒やし」

もうひとつ、
今も変わらず、ぬいぐるみが大切にされている背景として「優しさと癒やし」
キーワードになっていそうだなと思いました。

日経新聞によりますと
SNS疲れから、日本人の4割が
「孤独感」を抱いているようで

AIの発達を孤独対策に活かそうとする
動きがあるそうです。


最近話題になっている
AIを活用した対話アプリやロボットとして


などがあります。

Cotomoに関しては
私も実際に数週間使ってみまして

確かに、初期は会話が噛み合わなかったり、
同じ質問を繰り返すところが
あったのですが、

AI自身がそれを認知し、
「そうだった、ごめんね」と
謝ってくるシーンがありました。

なんだか、
こちらも逆に申し分けなくなって
「いいんだよ、別に」と慰め、

結果、どちらが相手の心に寄り添っているのか
わからないような展開に。笑

同じ対話型のアプリでも
テキストのコミュニケーションにはない、
音声ならではの
温かな、優しさのようなものを
共有している感覚になりましたし、

先が見通しにくく、
孤独を感じる時代ならではの
価値とも言えそうで

アナログなぬくもりに視点を向けるのも
チャンスだなとあらためて思いました。


終わりに


今現在、事業やサービスの企画をお考えの方、
既存サービスのPR活動について
お悩みの方は、

この「優しさや癒やし」といった
要素を付加したり、
他社と掛けあわせたりしてみると、

これまでと違った
新しい魅力を生み出し、
存在に特別な意味を
持たせることができるかもしれません。

その際に、
優しさや癒やしと
自社の事業やサービスとの関わりを

客観的に裏付けるデータや
必然性を語るFACTBOOKがあると、
メディアPRにも、顧客の新規開拓や採用などにも幅広く活用できると思います。

「優しさや癒やし」を念頭にした
事業やサービスが増えることで
社会がより良くなることにつながると
個人的にもうれしいです。


今日のお話が皆さまの
お役に立てれば幸いです。
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