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2024.07.24〈フェイクニュースは悪か、正義か?〉

こんにちは。

プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)
PR担当、コーディです。

経営に近い皆さまに
お役に立てばという視点で、

今、このタイミングでお伝えしたい
FACTBOOKのトピックをお届けしています。

>> ファクトブックについて
再確認したい方は、ぜひこちらもご覧ください。


さて、夏休みということで
話題の映画が続々と公開中ですが、
最近、映画館には行きましたか?

私が個人的に気になっているのが
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」


本日は、この映画の題材にもなっている
「フェイクニュース」に関して

FACTBOOK的な視点で
見ていきたいと思います。

この後、映画の内容には
予告編の範囲のみ触れます。
私も鑑賞前ですので、
ご安心ください。笑

それでは今週も行ってみましょう。



世界が目撃したのはリアルか?フェイクか?

冒頭で触れました
映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」で
描かれるのは1969年のアポロ11号の
月面着陸の舞台裏。

アポロ計画のPRを担当する
ケリー(スカーレット・ヨハンソン)と
元パイロットで技術分野の発射責任者である
コール(チャニング・テイタム)。

様々なぶつかり合いと困難を乗り越え、
人類初の偉業に挑む中、

絶対に失敗が許されない
プロジェクトの保険として
政府からヤラセの映像制作を強要される
という難局も立ちはだかり…

長年囁かれてきた
ハリウッドの陰謀論説に
大胆な憶測を交えて描き出した作品のようです。。

PRにも携わる私としては
興味津々の一作です。


定義が難しい現代のフェイクニュース

映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の
国家絡みのフェイクニュースという
題材はあくまでもフィクションですが

現在は、SNSの発達、浸透によって
フェイクニュースの発信元は
個人にまで拡がりました。


東洋大学の小笠原盛浩教授によりますと

↑ご興味のある方は、こちらで詳細をどうぞ

SNS時代のフェイクニュースは
相手を騙そうと「作為的に生み出されるもの」ものあれば、

互いのコミュニケーションを通じて情報を入手する際に“こうあって欲しい”という願望によるバイアスがかかったり

憶測を鵜呑みにして拡散されるなど、
「意図しないところで生まれるもの」もあり、

間違いだと知りつつ故意に発信する人もいれば、正しいと信じて拡散する人もいて、

定義が難しいとのことです。
前回のアメリカの大統領選挙や
ウィルスに関する情報などについても
記憶に新しいところですね。

対策として

このように、社会の課題にもなっている
フェイクニュースへの対策として、

報道内容の真偽を明らかにし、誤った情報が拡散されるのを防ぐ
仕組みや活動などが行われています。

↑ご興味のある方は、こちらで詳細をどうぞ


また、
先週7/19日のリリースでは

「ディープフェイク」と呼ばれる
AIで生成された画像や偽情報への
対策システムの研究開発もスタートしたとの報道も。


ますます複雑な社会になってきますね。

報道するメディアの立場としても

誤った情報を拡散することのないように、
今後もファクトチェックには
より一層、神経を使われると思いますので

リリースとセットとなったファクトブックの重要性が高まっていくのではないかと思います。

ぜひ、私たちの考えるファクトブックと
こちらのnoteを参考にしていただければと思います。


ウソから生まれる新商品

同じフェイクニュースでも、
ビジネスの視点で見ると、

ウソや誤情報のネタとしての拡散力を利用して、PRや販売促進に活かす企業もあります。


今年のエイプリルフールで話題となった
各企業のX(旧ツイッター)等への投稿がこちら ↓

菓子メーカーの「不二家」、お腹が空いたら食べられる
パソコンのキーボード型チョコレートを販売

マクドナルドは、“最高のおひる”と称して、
「マックの内弁当」の発売を決定

英会話スクールの「ECC」、
ワンちゃんと会話できる「ワンちゃん語」コースを開設

「ハッピーターン」でおなじみの亀田製菓は
「悲報」と題して、新商品の「つらターン」の発売を告知

そして、何と!
「つらターン」は大反響を受けて
実際に商品化されました!!!

味は変わっても、ちゃんとクセになるところ、
日頃からハッピーターンを食べている人にとってもうれしいですよね。


エイプリルフールの投稿は
炎上を誘発するリスクもあるのですが、

ウソがベースになっているからこそ、
これまでの発想の枠を飛び越えられる
楽しさや面白さがあり、

それを共有できる満足感がありますね。


終わりに

情報があふれ、
リテラシーが問われる時代と
言われていますが、

発信される情報の正誤、
フェイクニュースの善悪はさておき、

「社会がより良くなるために」という視点を
判断の基準として見て行けたらな、
と思いました。


今日のお話が皆さまの
お役に立てれば幸いです。

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