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2024.01.17

こんにちは。
プラスディーアンドシー合同会社(+d&c)
PR担当、コーディーです。


今回の投稿は
日経新聞さんに掲載されていた
「眠育」についてです。


日本経済新聞 2024.1.16

普段、PRの切り口を
考える時の参考に
新聞や雑誌の見出しなどを
ストックしておくのですが、

今回は、こちらのnoteに
ファクトを交えて簡単に要約し、
シェアさせていただきます。


コロナ禍を経た教育現場の今


新聞記事の内容としては

現在、小中学校を中心に
睡眠時間や生活リズムを整える
「睡眠教育」が広がっており、

福岡県で実施された
講習会の様子を伝えるものです。

コロナ禍で乱れがちだった就寝時間が
睡眠の啓蒙活動によって

特に「小学生の就寝が早まった」

という統計結果とともに
紹介されています。

この「眠育」について、

ネットレベルではありますが
少し掘り下げて調べてみると、

大阪府堺市の地域ぐるみの
「眠育」の取り組みが注目されており、

就寝時間を早めることで

不登校の改善に効果があり

との研究データが公開されています。


↓資料はこちらです


生活習慣マネジメントの
一貫としての睡眠改善には、

スマホや食事の時間の
重要性も指摘されており、

子どもに限らず、
大人にも通ずるような
興味深いデータですね。


「睡眠」とビジネス


睡眠については、
かなり以前から
ビジネスの領域でも
注目されておりましたが、

最近では特に
ITやデバイスなどを活用して

睡眠改善を図る
「スリープテック」の分野が
拡大しており、

市場規模は約4,600億円

にもなるそうです。

↓詳細はブレインスリープさんのサイトをご覧ください


あらためて、
なぜ今「睡眠」なのか


子どもさんの睡眠の重要性については
成長過程というところもあって、
直感的にわかりやすいのですが、


一昔前の快眠ブームを経て、

ビジネスの分野で
なぜ今「睡眠」に
光が当たっているかについても
掘り下げてみました。


まず、このnoteの軸足である
経営者さん目線でいいますと

やはり「生産性向上」というところが
あげられると思いますが、


ヘルスケア製品メーカーの
PHILLIPSさんの調べでは

具体的に、
睡眠不足がもたらす経済損失は
日本国内で15兆円にも
のぼるそうです。



あと、

個人の目線でいいますと
コロナ禍を契機とした
健康志向の高まりがあり、

情報ソースはないですが、

定年の延長や
年金支給年齢の引き上げなどから、

長く、健康で働ける身体こそが
以前にも増して重要な資本と
考えられるようになってきたの
かもしれません。


最後に:PRの切り口として


最後に「眠育」という
このホットなキーワードを
PRTIMESさんで検索して、
他社さんのリリースを参考にしてみます。
※2024.1.16に検索した際のものです


ざっと下記に、
目についたタイトルや内容を抜粋しますが、

睡眠不足のママパパ向けの休息スペース

更年期障害等を経験された女性に特化した睡眠セミナー

AI睡眠見守りシステム

新入社員睡眠研修

不眠・頭痛・肩こりをケアするヘッドマッサージ

テントで遮光睡眠

etc...

直球で睡眠不足を解消するサービスや
事業に関するリリースも
もちろんありますが、

対象や企画内容など、
少し「睡眠」に寄せた
切り口にされている気配もありますね。

テントで遮光睡眠などは、
画的にシュールで、
個人的に目を引きました。

もしPRを企画から
考えるようなケースがあれば、

こういったトレンドやキーワードを念頭に
考えてみるのもよいかもしれません。


今回のお話しが
お役に立てましたら幸いです。




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