英語の勉強
私がIELTSの勉強をどのようにしてきたかを書いていきます。
私のスペック
要約
状況の説明で文字数を使っているので、先に要約をするとoverall7.0はとっているものの、Reading8.0と学校に高下駄を履かせてもらったので留学できた、ということです。なので、英語の勉強の仕方については他の方の勉強法を参考にしてもらう方が良いと思います。
求められた条件
私のコースでは、IELTSの条件がoverall 7.0かつ、各スキル6.5以上でした。出願時点ではoverall6.5(Listening 6.5、Reading 6.5、Writing 6.0、Speaking 6.5)だったので、条件付き合格(Conditional Offer)をもらいました。そこから無条件合格(Unconditional Offer)にしないとCASと呼ばれる合格通知がもらえません。CASがないとビザの申請もできません。
私がやったこと
7~8月は約10日に一度IELTSの受験していました。お金と精神が削られました。しかし、Speakingでいつもうまくいかず、次第にSpeakingのテストが怖くなり、またうまく話せなくなる、という嫌なループに入っている状態でした。
このままではCASの申請締切に間に合わないと思った私は、ダメ元で学校の留学生担当にメールして、状況を説明して、先にCAS発行の申請だけしました。定期的にスコアを提出するよう連絡がくる中、これがビザの申請のことを考えるとここまでか、と8月上旬の受験を最後にしました。その時のスコアはoverall 7.0(Listening 6.5、Reading 8.0、Writing 6.0、Speaking 6.5)でした。Writingがスコアを満たしていないので、もうダメだと泣きました。
そんな折、学校の方から学校独自のテスト(通常は学部留学の人が語学のpresessionalを受けた後に受験するテストのようです)を受けてみないかと提案されました。二つ返事で受けると伝えたところ、直近のスコアの提出が求められたので、この最後のものと一つ前のスコアを提出しました。一つ前のスコアがoverall 6.5(Listening 7.0、Reading 7.5、Writing 6.5、Speaking 5.5)だったので、Writing6.5がとれる実力はあるのね、と高下駄を履かせてもらう形になり、独自のテストの連絡を待っていたら無条件合格のCASが届きました。留学エージェントも異例のことだと驚いていました。
Reading以外の数値が伸びてないように見えますし、条件を満たしてない状態でした。それくらいのスペックです。なので、なんとか留学にまではこぎつけたものの、英語ができるかといえばできないとしか言いようがありません。英語の勉強については他の英語ができる人の勉強法を参考にしてもらう方がいいかもしれません。
これを書いている時点で、渡英して3日目なのですがフラットメイトの英語がたまにわからず、私も英語で自分の言いたいことにすることが難しい感じです。とりあえずアルカイックスマイルで日々やり過ごしています。でも、ハの字眉の日本人を見てもほったらかしにするような国ではないようです。今日もフラットメイトが洗濯機の使い方を教えてくれました!笑(洗濯機の話はまた書きます)
勉強のやり方
要約
文法、ListieningとReadingは教材を用意して、自力である程度なんとかできます。British Councilが提供するIELTS Ready Premiumがおすすめです。British CouncilからIELTSを申し込むと無料で使えます。WritingとSpeaking対策には向いていません。後半のListeningとReadingのスコアの上がりよう(最高値:Listening6.5→7.0、Reading6.5→8.0)はこれのおかげだと私は信じています。
SpeakingとWritingには作法のようなものがある上、フィードバックが必須なので、お金はかかりますが、プロに教わるのが近道だと思います。最終的にコスパが良いと思ったのはIELTS TRAINER PROでした。
~overall 6.5
やみくもにやっていましたが、5.0→6.0になったのは、beoが提供する講座を受けた後と、マルタに語学留学2週間(ほとんどバカンス)でした。やっぱりプロの力ですね。こういうものを受けた後、私は日常業務を言い訳に、一日30分~1時間くらいしか勉強していなかったので、一向にスコアは上がりませんでした。
この頃使ってみたサービスと所感
beoの講座:費用もそれなりですが受けると上がります。
マルタ語学留学2週間:費用はかかりますが、やはりスコアはあがります(0.5上がりました)。マルタはイギリス英語です。また、世界にはいろいろな英語があるのだと気づけます。日本人が少ない上、とにかく風光明媚で食べ物(イタリアンっぽい)がおいしいです!
Fruitful English:色々講座があるので自分に必要な講座をしっかり選んで使っていきたいサイトです。費用はどんな講座を受けるかによります。英文添削が基盤なので、書くのに慣れるとか文法をやり直すために使うのがおすすめです。英会話も良いですが、IELTSには特化していません(たまに講座が開かれます)。お得に試してみたい方はコメント欄からお伝えください。招待コードを貼ります(2週間の有効期限)。
Meet upに行ってみる:しゃべれないから続かず…。中・上級者が行くと伸びそうですね。あと、社交的なタイプの人向きだと思います。
DMM英会話:私が使っていたときは、IELTS対策レッスンの枠が少なかったため、News Topicを教材にした英会話を中心にしていました。IELTS対策をしたいと考えてやめてしまいましたが、今はIELTS対策レッスンも予約がとりやすくなっていると聞いたことがあります。TESOLを持っている先生を選ぶのが良いと思います。
スパトレ:IELTSのSpeakingとWriting Task1とTask2がやれます。Writingの添削は結構お金がかかるサービスですが、SPTRは比較的安価でそれが叶います。ただ、課題数が20課題くらいずつなので繰り返しやることになります。ある程度Writingでの書き方の作法を学んでから自学のために使う方が良いサービスだと思います。
英語論文を読む:興味あるものだと読んでいても苦痛が少ないです。これは読むスピード上げるのに役に立ったと思います。私の場合は、職場の勉強会(月1)で英語の文献を読んでいたので、自発的ではないにせよやっていたことになります。
~overal 7.0
仕事を減らした後、beoのマンツーマンレッスンと、その後にIELTS TRAINER PROの試験直前対策コースを受けました。それとは別にFruitful English、Best Teacher、Chat GPTを使って一日5~6時間くらいは英語をしていました。
この頃使ってみたサービスと所感
IELTS TRAINER PRO:コスパ良いです。私は試験直前対策講座を受けていましたが、入門コースもあります。私は無理を言って、試験直前対策講座で7週間×週3回×一日2コマ=42コマというとり方をしました。1:1のオンラインレッスンで苦手なスキルに絞ってくれます。私はSpeakingとWritingでした。この2つのスコア自体が爆上がりしたわけではないですが、できるようになっている感覚というのは確かにあって、それが定着するのにもう少し時間がほしかった、という感じでした。
IELTS Ready Premium: ListeningとReadingはとにかくこれです。これを毎日少しずつやりはじめてから、英語の映画を見に行ったら簡単なものなら日本語字幕なしでも内容がわかるようになりました。紹介キャンペーンで、入会フォームの備考欄に名前を記入するか、カウンセラーに私のフルネーム(おくだひさこ)を伝えた上で4週間以上のコースに申し込むと特典があるらしいです。興味がある方はコメントいただければと思います。
ChatGPTでSpeakingとWritingの練習:プロンプトをネットで拾ってきて、チャットのようにして練習する形でした。私は使いこなせていなかったので効果の方はわかりませんが、英語を口にしたくないけどoutputの練習したい、みたいなときにやっていました。文法を直してくれたり、模範解答を出してくれます。私はidp IELTSの記事のプロンプトを参考に色々付け加えていました。
QQEngligh:カランメソッドが良いらしいと知って試してみたのですが、時間がない上、聴覚記憶が苦手な私には不向きでした…。時間がたっぷりある人は基礎からやりなおせていいのかもしれません。
Best Teacher:私はWritingの添削をメインに使っていました。というのは、まずは書いて、そこから英会話での練習というシステムなので、実際に英会話をするまでにタイムラグがあるからです。とはいえ、リスニング・ディクテーション・シャドウイングの要素が組み込まれているので、直前期ではなく早い段階で使うのは有効ではないかと思います。
まとめ
まずはIELTSを受けてみて、自分の立ち位置を知ることから始めるのが良いと思います。その次に、ListeningとReading、文法の確認は自力で頑張り、SpeakingとWritingはやはりプロの力を借りるのが近道だと私は思います。
私の周囲で留学した人は口をそろえて、「現地に行ったら英語は伸びる」と言います。私もマルタに行った後、そう感じました。ただ、そうなるのは英語の基礎力あってこそなのだと思います。時間もお金もかかる筋トレのようなものです。私も引き続き頑張りたいと思います。
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