スキを仕事にすること

「そんなことできるのなんて、ごく一部の特別な人だけだよ」

「安定してるなら、仕事だと割り切って続けた方がいいよ!」

そうだよな、、、

*

私は小さい頃から働くことに対して、こだわりがある。

いま、私はいわゆるOL。車系の中小企業に一般事務として正規雇用されている。

もともとサービス業をしていた私だが、
ふとした出会いを機に今の会社に就職することになった。

もう、8年目にもなる。会社の女性社員の中でも中堅的な立ち位置に。

最初はブラインドタッチもろくにできず、
人差し指で一生懸命タイピングしていたのに、気づいてみればキーボードを見ずともすらすらとメール作成、数字の打ち込みもできるようになった。

やりがいを感じていた仕事内容も、
もうある程度のことはさほど考えずとも対処できるようになった。

一時期は、もっと上を目指してと考えていたが、どうも輝いた将来が描けない。

離婚して、1人になってからはなおさら、将来像がなくただただロボットのように毎日の繰り返し。

最近は思考力も落ちてきたように感じる。

「このままではダメだ」

もっと他にやれることを探さないと、腐ってしまうような、
崩れていくようなそんな恐怖感さえ感じる。

こんなコロナ禍で定職があること自体かなりありがたいことだと思う。

世間では、女性の非正規雇用が厳しくなる中。

正規雇用を投げてまでこだわることなのか。

そんなこと、罰当たりなんじゃないだろうか。

毎日思考がこの堂々巡りをくりかえして、
自分の中の不安が解消されることはなく、何がやりたいかさえ曇ってわからなくなってくる。

こんな時どうやって答えを出せばいいのかと、苛立つ。

でも、考えるのは苦しいけれど、生きてるんだと実感したりもする。

辞めたらどうやって生きてけばいいのだと、考えると不謹慎ながら少しアドレナリンが出るような気がして、高揚感がある。


考えることをやめるな。

行動することをやめるな。

私は絶対やってやろう。

何かを形にしてみせよう。

まずは一歩

決意。「仕事をやめよう」

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