離職率が高い職場に招かれたときの話

2020年11月11日 23:11

こんばんは
陽子のSTAFFroomにようこそ
管理人のスコットで御座います。
現在、陽子は２２日の単独ライブの準備期間でエネルギーチャージ中です。
今回は作り貯めた新曲を持ち込むようなので十分な準備と静養が
必要です。
ですから、私の話を・・・・
とは、言え陽子の爺(STAFF)ですから話は絡めますが・・

私が一番長く努めたのが自動車部品の商社です。
ディーラーや自動車修理工場や販売店に部品などを卸すのが
私の仕事です。
この部品商という仕事ですが・・適当にやれば適当に収益は
上げれますが、お客様から指名を受けようとするならば
そこそこのスキルが必要です。
まぁどの職種も同じでしょうが・・・・
多分ですが・・・自動車の部品商がしたくて入社する人はいません
言わば、とりあえず飯が食えるだけの給料が貰えるから
腰掛け程度に就職するかと言う方が殆どかとも思うのです。
ですから、会社に対しての帰属意識も低く責任感もほぼ無いと言う
人材となるのです。
こんな感じだから自分自身が営業ノルマと給料の釣り合いが
合わないと思えば去っていきます。
まぁ・・・繋がっているのがお金だけですから・・・
私の場合は彼らと少し違い、大手自動車メーカーで整備士ライセンスを
取得し接客や顧客管理の勉強もさせて頂いたので自動車の世界において
ずぶの素人とは違う訳です。
ですから、仕事でも解らないという部分がほぼなく、お客様と
同じレベルで話ができ比較的楽しく仕事が出来てました。
そんな私が管理職の側になる日が来ました。
直ぐに社内改革です。
まずは横の同僚のことを全く知らないという部分において
メスを入れます。　ランチ、飲み会、旅行に連れ出すのです。
なら・・・「え？A君釣りするんだ・・あ・・B君はバンドやってるの？
Cちゃんって元々モデルだったんだね〜」と・・
それぞれのキャラが判明した時点で、それに応じたお客様の
振替です。
釣りが好きなお客様はA君に・・・音楽が好きだったりバンドをしてる
ような社長の会社にはB君、ショールームがきれいで女性のSTAFFが
多い会社にはCちゃんと・・・
そうすると、社員とお客様との話の共通点がつながるので仕事が
楽しくなります。　売上も上がり離職率も低くなるのです。
後は、会社内のコミュニケーション・・
まずは挨拶が本当に出来てない・・「おはよう」「お先に失礼します」が
出来てない。
この基本的な事が、長い時間の中で距離を作っちゃうんです。
ですから、とにかく挨拶は絶対、それと相手に興味を持つこと・・
此れを徹底させました。　
此れを変えるだけで会社の空気は素晴らしく良くなりますから・・

で、私がマネージャーのようなSTAFFをしている陽子ですが・・
挨拶(私はほとんどSNSですからコメントや「いいね」での
挨拶となりますが)が此処がちゃんと出来ているかと言う部分が信頼関係に置いて大切な部分だと強く思います。

とにかく人間が２人以上集まると自分が思っている以上に
コミュニケーションを取るほうが経験上良いと思うのです
言わば、少しウザい位の方が長続きする気がします。
ですから私は少しウザい位に陽子に接しますけど・・ｗ

後・・最後に・・・・・・
特に必要なのはリスペクト・・・
日本人が此れは苦手なんじゃないかな・・
どんなにダメな人でも１つは誇れるものが有るものです。
みんな相手のダメなところは直ぐに見つけられるのに
良いところは見つけるのが下手すぎです。
だから、良いところを見つけて声に出して褒めて上げるのです
それも他人がいる前で・・・
これ絶対です。

陽子は・・・・
歌手なので歌はとても上手いです(当たり前ですけど)
彼女の特筆している部分は、あのステージにはこんなファンが来るので
特別な選曲をするとかとファンの心理を捉えるのがとても上手です。
それと、スマイルがとても可愛いです。　私くらいの歳を重ねると
愛想笑いとか営業での作り笑いとか解ります。
陽子はそれが無いのです。　これはファンに愛される為に
必要な要素の一つだと思います。
歌手は歌が上手いところを評価されれば良いと言われる人も
いますが、もはやYou Tubeなどで映像も手軽に見れる時代で
そのようなセンスはとても重要です。
作詞作曲にしても揺れる女心や失恋、ママとしての詩は直接的で
心にダイレクトに刺さる詩を作れます。
シンガーソングライターというか作詞家は自分の実体験が少なからず
なければ人の心を震わせるような詩は掛けません。
その点、感受性が高く視野が広い陽子は様々な経験を元に
そこから独自の世界観を作って行くコンストラクターです。
まだ、彼女と出会って１年余りですがそのほんわかな見た目とは
違い中身はプロ意識が強くとても頑固な部分も持ち合わせてます。
とは、言え普通の時は無茶苦茶可愛らしい女性ですけどね・・。
私が彼女のSTAFFを引き受けたのはそういう部分をリスペクト
してるからと言っても過言ではないのです。
此れを声に出すか・・・パブリックな場所で公表することが
お互いの信頼関係を維持するにはとても大切なのです。

陽子が生きている世界は渦巻く海流に歯向かってオール一つで
渦に飲み込まれないように次の楽園に船を向かわせるという
過酷な世界です。
良い曲づくり、認知度、自分磨き、ライブ活動から配信に至るまで
STAFFが去ると自分でやらないといけないのです。
そういう中で安定したチーム作りは絶対的な方針になります。
私が課せられたものは責任がありますし、陽子が安心して
歌える環境を整える・・此れこそが陽子のスマイルを途絶えさせない
唯一の方法なのです。