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そんな時があってもいいよな



「気分が乗らない」という理由だけで友達の誘いを断った。


友達とのご飯は行かないくせに、一人で映画館にでも行こうかなとか思ってしまった。こんな田舎で、しかも休日のレイトショーなんて絶対誰かに会うに決まってるので辞めた。ワンチャン遠い映画館に行けばいいか?と思ったけど1時間以上かかるし辞めた。そこまでしても一人で遊びに行きたい欲が出てしまう自分がよくわからなかった。


結局、家で映画を見た。


きっと、気分が乗らないまま友達に会ってもそれはそれで楽しい時間を過ごせると思う。これまでの自分の経験上、「やっぱり行かなければよかった」があまりないから。


けれど、今日はこれで良かった。


夜の予定は何も無いと言ったくせに断ったのだから、きっと友達も察しているに違いない。 

けど、察されてもいいや。何と言われてもいいや。
そんなことで関係性が切れる仲じゃないことは分かってるから。

学生時代はいかに顔が広いかがステータスだと信じ込んでて、いまだにその名残が各種SNSに残っている。なんかよく分からないけど繋がっている地元の知り合いが大量にいて、ブロックするまではなくそのままにしているけど、その子が結婚したとか子供が何人いるとか何に興味があって何をしているのかなんて、SNSがなかったら絶対知り得ないことだったのにね。


人間関係リセットなんてする気はない。

けど、歳を取るにつれて交友関係がどんどん変化していく実感はある。

これまでも、これからもずっと入れ代わり立ち代わり変わっていくのだろうな。

と考えた時に、普段断り下手な私が気兼ねなく「行きたくない」と言える友達はめっちゃ貴重であることを実感した。

ちなみに見た映画は『もっと超越した所へ』

映画自体も良かったけど、エンドロールが好きだったという本編以外の感想。
予想外に流れてきたaiko「果てしない二人」と出演者たちのフィルム写真は最高なのよ。


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