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迷走神経反射←名前あってよかったという話


日常で起こる現象に名前が付いてたりしますよね。
ゲシュタルト崩壊とか、蛙化現象とか。
誰かが疑問を持った出来事に名前を付け、広めてくれた成果です。
疑問さえ抱かなければ名前が付くこともないですから、すごいことだと思います。

という感じで、タイトル通り意味不明な現象に名前があり、広まってくれたおかげで生きやすくなったことを話します。

こんなにあるよ 失神の可能性


私は生活していると現実逃避気味になることが多いのですね。
それって何回あるんだろう?とむしろ面白くなり、箇条書きにしてみました。
こんな人間もいるんだね〜という感じで見て欲しいのですが、実は誰にでも有り得ることです。
当事者はもちろん、似た感じの人が身近にいるけど心境が理解しにくいな、という方にもご覧いただきたいです!

  • 兄弟が採けつするのを横で見ていた自分の方が倒れた。頭を打った痛みと失神直前の感覚の怖さから待合室でギャンギャン泣いた記憶

  • 日本脳炎の注射後に失神、椅子から転落

  • 薬が体に合わなかったのか、服薬直後に泡を吹き失神


小学校卒業までこのようなことがあり、
「今後そういう場面では無理しないぞ!」と心に誓っていました。
病院では過換気症候群と診断され、当時は袋の持ち歩きを勧められました

(※現在、紙袋は逆に酸素を取り込みすぎてしまうため、推奨されていません。
ハンカチを軽く口元に当て、吸い込む酸素量を調整できるといいそうです。)

それ以降は、こうです。

  • 応急処置教室、解剖や脈を測る授業で気持ち悪くなり保健室で休む

  • 炎天下での部活中めまいで日陰で休む(それは熱中症)

  • 自分のスネのカサブタをはいだときのしゅっけつを見て過呼吸→失神する→学校を数日休み布団にこもる

  • 朝の読書時間、小説で司法解剖のシーンを読んで失神する

  • 精神的ショック、昼夜逆転生活、薬の常飲で3ヶ月ほど離人感が出る

  • お腹を下した痛みによりトイレ内で意識が遠のく。半ケツでの救急搬送は御免とトイレを出てズボンを上げるも、結局廊下で失神→数分くらいで目覚めたっぽいため、家で良かったね→腰強打

  • 今もこれを書きながら心臓のあたりがさわさわしている


見るのが嫌いな漢字もあるので、ひらがなにしてみています。
読みづらく、申し訳ありません。

地味なグロ表現と、痛みへの耐性が皆無です。
例外があって、チェンソーマンみたいなド派手な戦闘シーンは平気ですし、月のものにも対応しています。
読書中に倒れたときは担任教師に「感受性豊かなんだねぇ」と言われ、当時はよく自覚できていませんでした。
だけど大人になって自分のことを探るうち、それが生活に支障があるほどだったと気づきました。
いつの間にか作中の何かしらの一部と同じ目線に立ってしまうのです。
どんどん想像してしまうし、同化してしまうし、癖を超えて性質です。

現在は対処を覚え、そのような場面に直面しないよう生活しています。
年々和らいできているので、この調子でいきたいです。
だけど、注射からは逃げられません。泣きながら受けます。
予期不安のようになっているのでしょう。
恐怖で泣くなんて有り得ない歳ですが、もはや体に染み付いた反応のようです。

血管迷走神経反射への理解


コロナワクチン接種を機に、「迷走神経反射」を知った方も多いのではないでしょうか。
以下のサイトを参考に掲載させていただきます。


問診票の裏にも、接種時の注意事項として記載されています。
寝不足とか、水分不足とか、体調によって誰にでも有りうることなんです。
どんな美丈夫でも、接種後は会場で15分の安静を要される。
上記のようなことが一切ない人からすれば、「この時間は何?」となるかもしれません。
だけど長らく苦しんできた者を代表して言います。
これはとてもありがたいことです。

最近の話題では、高校生が激辛チップスでめまいや吐き気が起き救急搬送されたニュースがあります。
これもその反射が原因でした。

流行病のワクチン接種を通して認知され始めたこともあり、横になって注射等をうけ、ゆっくりベッドを使うことへの理解が圧倒的に得やすくなっています。
青春時代何も知らない人に「か弱いフリ」と陰口を言われ、長いこと引きずりました。
周りに同じ人がいなく、気力でどうにかできるものでもなく、悔しかった思い出がありますね。

みんなその状況になったらわかるんだから。
倒れてからじゃ遅い。堂々と横になっていいんです!


迷走神経反射にはこちらの対処法がオススメだと思いました。
お医者さんの言葉をしっかり聞きましょう。


注射嫌いが個人的にやっていることをさりげなく書く

  • お気に入りの香りのするハンカチを持ち歩く(嗅ぐとリラックスになるし、過呼吸を予防できる)

  • 注射や採けつは必ずベッドに寝て受けさせてもらう。これは基本

  • なるべく看護師さんに「怖いです。痛いです。」などの気持ちを吐露しながら受ける。構えて緊張しすぎないため、口数を増やしまくると大丈夫

  • ベッドで休んだ後は、いくら大丈夫と思っても、ゆーーーっくりと頭をあげていく。横向き→スフィンクスのポーズ→手をついて上体を支えながら徐々に体育座りがめまいなく安全


どうなんだろう。本当毎回自分のことばっかり書いててなんなんだろう。
誰かの暇つぶしにでもなると幸いです。
似た体質の方はぜひ話しましょうね。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また書きます。


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