歌の物語♯19: 「パパ・ドント・プリーチ(パパ お説教はやめて)」

今回は1986年発売のMadonnaさんの「パパ・ドント・プリーチ」について取り上げてみたいと思います。この曲は、誰でも聞いたことがあると思います。日本語のタイトルをどうしているのかと思ったら「パパ・ドント・プリーチ」のままなのですね、気づきませんでした。

Papa Don’t Preach = パパ お説教はやめて

ですね、実はこの曲、当時の米国の社会問題を扱った歌で、かなり重い内容になっています。飲み屋さんで浮かれてお酒を飲みながら聴くような内容ではございません。

つまるところ当時の問題:離婚によるシングルマザー、ファザー、未婚の妊娠、十代の妊娠など、など...による社会の不安定さが歌になっています。Papa Don’t Preachのプロモーションビデオの中でも、そういう想定になっています。

今回の「Papa Don’t Preach」の中では「若い娘が結婚もしていないのに妊娠、お父さんが驚き説教、娘が「彼はちゃんと家族を築くといっているわ、私はもう子供でもない、だから「Papa Don’t Preach」」と言い返している内容です。それは、親も反対するでしょう。 しかも、仮にシングルファーザーの家庭なら、娘には普通結婚で、家庭を築き幸せになって欲しいところではありませんか?

はじめてこの曲を聞いた時は「さすが米国、ここまで世の中をあからさまにする?」と思ったものです。

それはともかく、英語圏で親に結婚を反対されたら、親に「Don’t Preach to Me」と言っているかも? いや、言っています恐らく。

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートはライター活動(取材など)に生かし、皆様に記事として還元させて頂きます。