【雑記】SIGMA fpユーザーがLUMIX S9のタッチアンドトライに参加して思ったこと
2024年5月末、LUMIX BASE TOKYOでLUMIX S9のタッチアンドトライに参加してきました。
ここLUMIX BASE TOKYOでは、他にも無料のカメラ初心者セミナーなども行われている様子。パナソニックのイメージング事業にかける熱意が伝わってきます。
本記事では、私がLUMIX S9のタッチアンドトライに参加した感想を記載します。fpを使用して5年目になるユーザーの目線として参考になりましたら幸いです。
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LUMIX S9
小さく、軽いです。
手ブレ補正とバリアングル液晶をこのサイズに収めたことにも驚きがあります。像面位相差AFも高速で、ストレスなく撮影できます。
fpで上記の3点に不満があった方には本カメラは有力な選択肢になるのではないでしょうか。
なお、LUMIX機に搭載されるデジタルズームは本機にも搭載されており、もう少し望遠の写真を得たい場合などに有用だと思いました。
これは手持ちのレンズ資産を活かしたい方にも便利な機能のはずです。昔GF7を使用していて久しぶりにLUMIXを触りましたが、やはり良いものです。
他にもリアルタイムLUT、9600万画素の手持ちハイレゾショットなど興味深い機能が多数ありました。
ちなみに、電子シャッターの歪みは個人的には全く気になりませんでした。
fpでも気にならなかったのでなんとも言えませんが、蛍光灯下らしきLUMIX BASE TOKYOでフリッカーも特にありませんでした。本記事のドライフラワーやfpが写っている写真はS9で撮影したものですが、これをわかっていただけるはずです。
このように、LUMIX S9は触ることで良さがわかるカメラなのではないかと思います。
LUMIX S 28mm F8
Lマウントで使えるパンケーキレンズをずっと待っていました。Lマウントアライアンス発足から6年、ようやく登場してくれた待望のレンズです。
薄型かつMF限定のスペックからパンフォーカスレンズかと思っていましたが、被写体に寄って撮影できました。F8と暗くボケづらいですが、被写体に近づくことで背景のボケを大きくできます。
最短撮影距離で撮影した写真と中心部を等倍で拡大したものを以下に示します。
また、中心部の解像力も良好に思いました(手持ちで撮影したためISO 1250での写真です)。
スナップ撮影に十分な性能を持っているレンズだと思います。
付属品はリアキャップのみと潔い内容ですが、このタイプのレンズに珍しく電子接点が付いています。手ブレ補正の設定が省略できたり、EXIFにレンズが記録されるなどのメリットがあるため、個人的に嬉しいポイントでした。
なお、レンズの前面は保護ガラスで守られているようです。フィルターが使用できないことによる傷を心配していましたが、杞憂でした。
HPからレンズ構成を見ると、前玉にUED(特殊低分散)レンズが使われていることがわかります。
曰く、
とのこと。私はレンズには明るくありませんが、CANON RF 28mm F2.8 STMの後玉が波打つ「カモメレンズ」だったように、カメラメーカー各社はパンケーキレンズの描写と小型化を両立させるために色々な工夫をされているようです。
28mm F8をSIGMA fpに装着
許可を得て、SIGMAのフルサイズミラーレスカメラ fpに26mm F8を装着させていただきました。
非常に小型・軽量です。
小さなポーチにカメラを入れて出かけられそうなサイズ感に思いました。
上から見ると、その薄さが分かります。
fpで使えるパンケーキレンズを探していた方にぴったりとはまるレンズではないでしょうか。
厚さこそFunleader Caplens 18mm F8よりもありますが、その描写力は月とすっぽん。こちらの出番は減ってしまいそうです。
元々気になっていた本レンズ。タッチアンドトライを経て予約購入することを決めました。
Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 AsphericalをLUMIX S9に装着
許可を得て、Voigtlander HELIAR 40mm F2.8 AsphericalをLUMIX S9に装着させていただきました。
シルバーのS9と真鍮のHELIARがよくマッチしているように思います。
上部から。S9のシルバーはただのシルバーではなく、クロームに近い高級感のある色味をしています。質感も良好で、大変格好良いです。
ブラック×ナイトブルーのS9にも装着させていただきました。
落ち着いた紺色のボディもまた、とても格好良く思います。
私が購入するとしたらシルバーに張替えサービスを使ってナイトブルーに……などと想像が膨らんでしまいました。
なお、レンズについては以下でレビューしているので、よければご覧ください。
おわりに
本記事では、fpを4年間使用してきたユーザーとして、LUMIX S9のタッチアンドトライに参加した感想を記載しました。
タッチアンドトライではスタッフの方が機能について親身になって解説してくださり、カメラおよびレンズに対する理解が深まりました。ありがとうございました。参加して良かったです。
記事中にも書きましたが、LUMIX S9は触ることで良さがわかるカメラだと思いました。良さそうだな、とは思っていましたが、シルバーの質感など、スペックでない部分で実際に触って気づくところが多々あったためです。
LUMIX S9が気になっている方は、LUMIX BASE TOKYOに行ってみてください。S9はfpユーザーからしても、心が揺れてしまうカメラでした。
わたしは、世に出たプロダクトはすべからく愛されてほしいと思っています。なぜならそれは、それを作った人たちの汗と涙の結晶だからです。
すてきなカメラを作ってくれて、ありがとうございます。
(おしまい)
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